「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:チャック・ノリス特集(2)「アメリカ壊滅作戦&旅客機ハイジャック」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」一匹オオカミの戦闘員が全米侵攻テロリストと対決する『地獄のコマンド』、特殊部隊がハイジャック犯と対決する『デルタ・フォース』を紹介します。

『地獄のコマンド』(Chuck Norris:Invasion U.S.A.)

1.ストーリー
一匹オオカミの戦士が過去に因縁があったテロリストと対決する。
(1985年公開)

2.キャスト
チャック・ノリス(戦士)
リチャード・リンチ(テロリスト)

3.注目のシーン
①事件
全米侵攻を企むテロリストのロストフ(リチャード・リンチ)がアメリカ上陸。

②主役
マット・ハンター(チャック・ノリス)。ロストフを捕らえた過去。報復を企むロストフがハンターの友人を殺し、ハンターは復讐を誓う。

③アクション
テロリストによる無差別テロ&ハンターの迎撃が見せ場のハードな内容。全米での無差別テロに軍隊が出動。テロリストは軍人に変装し、さらに混乱を起こす。テロリストを始末していくハンターだが、逮捕されてしまう。ロストフが警察署を襲撃。ハンターとロストフが決着戦。

4.感想 
破壊的なシーンが見せ場のシリアスな内容。バズーカ砲、マシンガンでアメリカを荒らすテロリスト。チャック・ノリス演じる「ハンター」が対抗し、敵をぶっ飛ばしてくれます。正体不明な「マット・ハンター」という男。何者なんでしょう? 「元CIA」「コマンド部隊」? 本編の字幕では肩書きが出てきません。たぶん「元・特殊部隊」で必要な時に政府から助っ人を頼まれる「フリーランスの仕事人」なんでしょうね。アッサリやられるチョイ役でビリー・ドラゴが出演。ハンターの戦いぶり、派手なぶっ壊しアクションに注目の映画。座って操縦できるエアボート、車を壊された男がヘコむシーン、ハンターが「忘れ物」をテロリストに届けるシーン(スクールバスに爆弾が仕掛けられるシーン)といった楽しい演出もあります。

ビリー・ドラゴ:『アンタッチャブル』『デルタフォース2』

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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デルタ・フォース(The Delta Force)

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映画チラシ

1.ストーリー
特殊部隊「デルタ・フォース」がハイジャック犯と対決する。
(1986年公開)

2.キャスト
チャック・ノリス(特殊部隊)
ジョージ・ケネディ(神父)
ロバート・ヴォーン(将軍)
リー・マーヴィン(特殊部隊)

3.注目のシーン
①主役
米特殊部隊「デルタ・フォース」のマッコイ少佐(チャック・ノリス)。1980年にはテヘランでの人質救出作戦で活動した実績。そして1985年現在。旅客機を占拠したテロリストから機を奪回し、人質の乗客乗員を救出する任務。

②悪役
「新世界革命軍」。イスラエルを敵視するグループで、そのリーダーはラファイ。旅客機の怪しい整備員が手引きしてギリシャアテネ発の旅客機をハイジャック。レバノンベイルートにあるアジトに人質を移す。

③キャラ
大物が出演。『クランスマン』のリー・マーヴィンが「デルタ・フォース」隊長、『荒野の七人』『0011ナポレオン・ソロ』のロバート・ヴォーンは事態の対応にあたる将軍、『サンダーボルト』『裸の銃を持つ男』のジョージ・ケネディは人質になってしまう神父役。

④アクション
マッコイ少佐らの戦いぶりを鑑賞する映画。奇襲訓練を行う「デルタ・フォース」。そしてベイルートに潜入。テロリストに追われて銃撃戦になったり、テロリストのアジトに突入したり。ラファイとマッコイの対決(ロケット弾攻撃のシーンが迫力)、旅客機を占拠するテロリストとの対決。マッコイのセリフ(倒した敵に「ごゆっくり」)にも注目されたい。

4.感想
デルタ・フォース」が過激派と戦う1986年の映画。古いどころか、現在でも深刻な国際問題を扱っている重厚な内容。ストーリー自体は「悪いテロリストをやっつける」という単純なものですが、その背景にある「アラブの問題」を解決しない限り、この映画のような出来事がいつ起こるかわかりません。荒れ果てたベイルートでの戦闘が見せ場。イスラエルで撮影され、イスラエル空軍が製作に協力したとか。ロケット弾、暗視ゴーグルといった道具にも注目です。 

(予告編:YouTubeより)

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