「鉄板映画:人気スター映画のブログ」元FBI捜査官がギャング組織に潜入して対決するハードボイルド作『ゴリラ』、特殊部隊が謎の怪物とジャングルで対決する『プレデター』を紹介します。
『ゴリラ』(Raw Deal)
1.ストーリー
元FBIがギャング組織に潜入し、壊滅させようとする。
(1986年公開)
2.キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー(元FBI)
ロバート・デヴィ(ギャング)
サム・ワナメイカー(ギャングのボス)
ダーレン・マクギャヴィン(FBI)
3.注目のシーン
①主役
元FBIのカミンスキー(アーノルド・シュワルツェネッガー)。かつてはエリートだったが、今では地方勤務。妻エミイはそれが不満でカミンスキーに八つ当たり。
②悪役
ギャングに不利な証言をしようとする男。護衛の警官たちと共に殺害される。殺された警官はカミンスキーの知り合いでFBIのハリー(ダーレン・マクギャヴィン)の息子。ハリーの依頼でカミンスキーは悪党パトロビタ(サム・ワナメイカー)の組織に潜入。パトロビタ配下の殺し屋ロッカ(ポール・シェナー)とマックス(ロバート・デヴィ)は厄介な敵。
③アクション
カミンスキーの戦いが見せ場。ニセ白バイを追跡、石油工場爆破、ギャングの賭場をぶっ壊し、ブティックでの乱闘、車が潰されるシーン、墓地での出来事、砂利採取場での銃撃戦などが主な見せ場。
4.感想
『ゴリラ』という謎のタイトル(「ゴリラ」ってシュワルツェネッガーのこと? ちょいと失礼な気がする)。シュワルツェネッガーが元エリート捜査官を演じる内容。格下げになった夫カミンスキーを嫌う妻エミイ。カミンスキーは復職のため、ギャング組織に潜入する危険な仕事を引き受ける。圧倒的な強さのカミンスキー(「静かな『コマンドー』」といった感じの作風)。身元がバレたらヤバイ立場にもかかわらず、目立ちすぎて組織から(最後まで)信用されませんでした。殺し屋マックス役のロバート・デヴィ(『007 消されたライセンス』ほか)は本当に悪そうな顔立ち。その分、リアルな緊迫感が漂う映画になりました。
(作品情報:各種資料より)
・原題の「Raw deal」とは「不当な扱い」「ひどい仕打ち」の意味らしい(よくわからんけど)
(予告編:YouTubeより)
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『プレデター』(Predator)
1.ストーリー
特殊部隊が謎の怪物と対決する。
(1987年公開)
2.キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー(特殊部隊)
ビル・デューク(特殊部隊)
ジェシー・ベンチュラ(特殊部隊)
ソニー・ランダム(特殊部隊)
カール・ウェザース(CIA)
3.注目のシーン
①主役
特殊部隊のリーダー、ダッチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)。CIAのディロン(カール・ウェザース)の依頼で「某国の大臣の救出」を行うことに。ヘリからの降下でゲリラ地帯のジャングルへ。ゲリラを制圧したが、ディロンの説明にはウソが。そんな状況で隊員が悲惨な姿に。
②悪役
ジャングルでダッチの部隊を襲う「透明な奴」。高性能な武器、異常な腕力、残酷さを持つ。しかし、無敵というわけではなく、銃撃されて緑色の血を流す。
③アクション
罠を仕掛ける隊員たちだが、姿が見えない敵に大苦戦。ダッチが体に泥を塗って身を隠そうとしたり、罠に敵を誘い込もうとしたり。どんな結末になるか?
4.感想
シュワルツェネッガー、カール・ウェザース、ビル・デューク、ジェシー・ベンチュラ(元レスラー。アントニオ猪木と対戦)、ソニー・ランダムといった肉体派俳優が勢揃いしたアクション作。人類無敵のシュワルツェネッガーが遂に地球外生物と対決(相手が人間ではもはや勝負にならない?)。鏡を身にまとったかのように周りと同化する怪物(強力で厄介な奴)。「特殊部隊 vs. 怪物」の激しい戦闘、怪物の青い(又は赤い)視覚&使う武器に注目。ゲリラのキャンプを壊滅させるシーンも迫力です。
(作品情報:各種資料より)
・製作費1500万ドル
・ジャン=クロード・ヴァン・ダムが「プレデター」を演じる予定だった
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カール・ウェザース:『ロッキー』『アクション・ジャクソン 大都会最前線』
ビル・デューク:『コマンドー』『バード・オン・ワイヤー』
ジェシー・ベンチュラ:『バトルランナー』
ソニー・ランダム:『48時間』『ロックアップ』
(予告編:YouTubeより)
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