「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:スティーヴン・セガール特集(3)「核兵器搭載戦艦&環境汚染企業」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」料理人が戦艦を乗っ取った武装集団と戦うハードアクション『沈黙の戦艦』、爆発物の専門家が石油会社の陰謀に巻き込まれる『沈黙の要塞』を紹介します。

沈黙の戦艦(Under Siege)

1.ストーリー
料理人が戦艦を乗っ取った武装集団と戦う。
(1992年公開)

2.キャスト
スティーヴン・セガール(料理人)
ゲイリー・ビジー(中佐)
トミー・リー・ジョーンズ(テロリスト)

3.注目のシーン
①主役
アメリカ海軍の戦艦「ミズーリ」の厨房で働く料理人ライバック(スティーヴン・セガール)。何者なのかはわからないが、エラい腕が立つ。悪質な嫌がらせをするクリル中佐(ゲイリー・ビジー)をぶん殴って営倉入り。

②悪役
ミズーリ」を乗っ取るテロリスト。艦長のサプライズ誕生日パーティーに音楽バンドを装って(アホっぽい)女と共にヘリで到着し、艦を支配。そのリーダー、ストラニクス(トミー・リー・ジョーンズ)は「ぶっ飛んだ男」で、乗っ取りの狙いは艦に搭載されている核弾頭搭載トマホーク(巡航ミサイル)を奪って転売すること。

③アクション
ライバックの戦いを見せる映画。意表を突く作戦で戦艦を乗っ取ったテロリスト。ライバックが武器を作りながら一人で戦い、意表を突いて少しずつ敵を減らして行く。厨房での戦い、ヘリが爆発するシーン、ライバックとストラニクスの死闘。トマホークが発射される緊迫のシーンにも注目。

4.感想
記念すべき(?)『沈黙』シリーズの一作目(これ以降、次々に製作される「沈黙」。似たようなタイトルが多すぎて余程のファンじゃないとタイトルだけでは内容が思い出せない状態に)。原題「Under Siege」とは「四面楚歌」を意味するとか。セガールがコックを演じる異色作。「コック」といっても単なる料理人ではなく、艦長からも信頼されている凄腕の男。多くの敵に囲まれ、たった一人で敵を始末していく。セガール版『ランボー』と言ってもいい作品。スタローンのランボーはジャングルで戦いますが、セガールは戦艦。トミー・リー・ジョーンズの「弾けっぷり」にも注目したいところ。ライバックの戦いぶり、「ストラニクス」というキャラに注目のアクション大作です。

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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沈黙の要塞(On Deadly Ground)

1.ストーリー
爆発物の専門家が石油会社の陰謀に巻き込まれる。
(1994年公開)

2.キャスト
スティーヴン・セガール(専門家)
ジョアン・チェン(エスキモー)
R・リー・アーメイ(傭兵)
ジョン・C・マッギンリー(社長の部下)
マイケル・ケイン(社長)

3.注目のシーン
①主役
アラスカ「エイジス石油会社」で働く爆発物の専門家フォレスト・タフト(スティーヴン・セガール)。リグ(油井掘削装置)の火災事故発生。事故を「作業員の責任」扱いする社長のジェニングス(マイケル・ケイン)だが、実はそうではない。

②悪役
ジェニングスとその手下(ジョン・C・マッギンリーら)。「事故の原因」を知り、会社の不正を告発しようとする現場監督のヒューを痛めつける。フォレストもまた不正を知ったため、罠を仕掛けられて命を狙われる。ジェニングスが傭兵を雇ったことでフォレストの戦いはさらに激しいものに。

③アクション
凄腕のフォレストがジェニングス一味&傭兵と激しく戦闘するシーンが見せ場の映画。爆発シーンは壮絶なもの。「手たたきゲーム」、酒場での乱闘で店を壊されて店主がウンザリするシーンはちょっと面白い(かもしれない)。

4.感想
いつもは敵をぶっ倒して終わるセガールが「環境の保護」を訴える作品。環境を汚す悪徳企業がやりたい放題。会社によって友人を失ったフォレストの怒りが爆発。馬で追っ手から逃げ、敵を爆破。あのマイケル・ケインが「とてもイヤな奴」の役(環境を汚し、周囲を脅し、平気で人を陥れる)。フォレストのハードな戦い。フォレストを援護するエスキモーの娘役ジョアン・チェンにも注目のアクション作です。

マイケル・ケイン:『ズール戦争』『ミニミニ大作戦』『ジョーズ’87 復讐篇』。
ジョアン・チェン:『ラストエンペラー』『ジャッジ・ドレッド』『1911』。

(予告編:YouTubeより)

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