「鉄板映画：人気スター映画のブログ」フリーの仕事屋が「謎の小包」を届けるサスペンス『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』、考古学者が中国人犯罪組織に命を狙われる『沈黙の標的』を紹介します。
『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』（The Foreigner）
１．ストーリー
フリーの仕事屋が「謎の小包」をある男に届ける依頼を受けたが・・・。
（2002年公開）
２．キャスト
スティーヴン・セガール（仕事屋）
マックス・ライアン（殺し屋）
ハリー・ヴァン・ゴーカム（実業家）
ゲイリー・レイモンド（アメリカ大使）
３．注目のシーン
①主役
なかなか複雑な映画。舞台がポーランド、ドイツ、パリなど転々としたり、正直なところよくわからない人間関係があったり。私が理解できた範囲で説明（ひょっとしたら間違って解釈してるかも）。フリーの仕事屋ジョナサン・コールド（スティーヴン・セガール）。「闇の男」マルケから「ある小包」をドイツの富豪エイカン（ハリー・ヴァン・ゴーカム）に運んで欲しいと依頼され、仕方ナシに引き受けたが・・・。
②悪役
殺し屋デュノワ（マックス・ライアン）と協力して小包を運ぶことになったジョナサン。しかし、このデュノワは邪悪な男。ことごとくジョナサンに敵対する。アメリカ大使館からもニラまれているジョナサン。大使館が雇った殺し屋ミムズ（シャーマン・オーガスタス）など、多くの刺客に命を狙われる。
③ミステリー
なぜジョナサン＆デュノワが狙われるのか？ 「小包」の中身は何なのか？ ジョナサンを始末しようとするデュノワ。この男を雇っている「真の黒幕」は誰なのか？
④アクション
ジョナサンが刺客と戦うシーンが見せ場。銃撃戦、セガール拳（蹴りで敵を水に落とすシーンにも注目）、ディスク爆弾、大爆発。ただ、セガールが素手で戦うシーンはスローモーションが多い（残念）。
４．感想
セガールが「小包」を狙う殺し屋に狙われる映画。サスペンス的な仕上がり。しかしながら「謎」が多い映画。謎の仕事屋「ジョナサン・コールド」。その正体、小包の中身。ややこしい人間関係。特に悪党同士の関係がわかりにくい。「悪事の証拠」が小包の中身。それを手に入れようと悪い連中が陰謀を企て、殺し屋を使う。誰が誰に雇われて動いているのかがわかればストーリーもスッキリ頭に入る（かもしれない）。命がいくつあっても足りないぐらい襲われるコールド。襲撃＆対抗。ピンチを切り抜ける緊迫したシーンが見せ場です。
（予告編：YouTubeより）
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『沈黙の標的』（Out for a Kill）
１．ストーリー
考古学者が中国人犯罪組織に利用され、命を狙われる。
（2003年公開）
２．キャスト
スティーヴン・セガール（考古学者）
ミシェル・ゴー（麻薬取締局）
コーリイ・ジョンソン（麻薬取締局）
チョーイ・ケン・ペー（犯罪組織のボス）
３．注目のシーン
①主役
中国専門の考古学者ロバート・バーンズ（スティーヴン・セガール）。中国で助手と遺跡の発掘作業。貴重な発掘を喜ぶが、その中には薬物が。どうやら知らぬ間に犯罪組織の密輸に利用されようとしているらしい。助手と妻を殺され、バーンズは組織に復讐を誓う。
②悪役
ヨーロッパを根城にする中国人犯罪組織。そのボス格はウォン・ダイ（チョーイ・ケン・ペー）。悪事がバレた組織はバーンズを必死になって始末しようとする。銃や刀でバーンズを襲う者もいれば、珍妙な拳法「猿拳」を使う者も（間寛平みたいな動き）。
③キャラ
バーンズと犯罪組織の動向を監視する麻薬取締局のトミー・リン（ミシェル・ゴー）とエド・グレイ（コーリイ・ジョンソン）。中国系のトミーが特に活躍。しかし、危険な目に遭うことも。
４．感想
セガールが「過去のある考古学者」を演じるアクション作。パリに本拠がある犯罪組織。そのボスは何かを企んでいる。知らぬ間に組織に利用されたうえに無関係な妻を奪われたバーンズ。復讐に燃え、組織が送り込んだ殺し屋と戦います。怪しい連中がいっぱい登場。。バーンズの戦いを鑑賞する映画。見所は、カーチェイスと銃撃（銃弾がスローモーションで車に当たるシーンは『マトリックス』を意識した演出か？）、バーンズの復讐（剣使いやカンフー使いとの対決）、車が店に突っ込むカースタント、ボスの悪巧みと結末が見せ場。しかし、セガールの格闘シーンがスローモーションになるのが残念。残酷シーンにも要注意。
（予告編：YouTubeより）
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