「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:スティーヴン・セガール特集(13)「ステルス戦闘機&薬物で凶暴化」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」奪われたステルス戦闘機の試作機を元空軍パイロットが奪回しようとする『沈黙のステルス』、軍人が薬物で凶暴化した敵と対決する『沈黙の激突』を紹介します。

沈黙のステルス(Flight of Fury)

1.ストーリー
奪われたステルス戦闘機の試作機を元空軍パイロットが奪回しようとする。
(2007年公開)

2.キャスト
スティーヴン・セガール(元空軍)
ティーヴ・トゥーサント(パイロット)
マーク・ベイズリー(パイロット)
シエラ・ペイトン(情報員)

3.注目のシーン
①主役
何があったのかは不明だが、カリフォルニア北部にある「拘留センター」で記憶を消されそうになる元空軍パイロットのジョン(スティーヴン・セガール)。脱走したが、コンビニ強盗を倒して警察に身柄を拘束されてしまった。

②悪役
空軍基地ではステルス機の飛行実験。機を乗り逃げしてアフガンのテロ組織「ブラックサンデー」に売り渡す空軍のラッチャー大佐(スティーヴ・トゥーサント)。大金を得たラッチャーだが、組織はさらなる計画を提案する。

③キャラ
ステルス奪回をジョンに依頼する将軍バーンズ。アフガンで「ブラックサンデー」を監視するアメリカ情報員ジェシカ(シエラ・ペイトン)とその相棒。ジョンと共にアフガン入りするパイロットのジャニック大尉(マーク・ベイズリー)。

④アクション
本当に消えることができるステルス機がやっぱり見せ場。スイッチを入れると透明になります。本編での説明によると「電磁パルスが機を覆うことによって透明化できる」そうだ。アクションシーンとしては、コンビニ強盗を倒すシーン、「ブラックサンデー」との戦闘シーン、ジョンがステルスを操縦して追ってくる戦闘機と対決するシーンが特に見せ場。

4.感想
元空軍パイロットが「消える戦闘機」の奪回のためアフガンに乗り込む戦闘&スカイアクション作。セガール版『ファイヤーフォックス』(パクり?)。やや「説明不足」なところもある内容。よくわかりませんが「知りすぎた」という理由で記憶を消されそうになるジョン。一体何をやらかしたのだろう? セガール映画では「軍は信用できない」という演出がよくありますが、この作品でもそういったものを感じるシーンがあります。ジャニックを嫌い、軽蔑するジョン。二人には過去に何が? しかし、それが語られることはなかった。結局のところ「テロ組織との戦闘」と「戦闘機を使ったアクション」を見せたい映画。女戦闘員同士の戦い、米軍による空爆シーンも迫力。「ブラックサンデー」がステルス機を奪った目的にも注目。戦闘機を凄腕で操縦するセガール。しかし、何でも出来るんだな、この人は。デューク東郷みたいだ。

(予告編:YouTubeより)

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沈黙の激突(Attack Force)

1.ストーリー
軍人が薬物で凶暴化した敵と対決する。
(2006年公開)

2.キャスト
スティーヴン・セガール(軍人)
リサ・ラヴブランド(軍人)
デヴィッド・ケネディ(軍人)

3.注目のシーン
①主役
軍人のマーシャル(スティーヴン・セガール)。アメリカ「マジェスティック研究所」に勤務。ここでは新薬の開発を行っており、侵入者と銃撃戦になることも。

②悪役
研究所で軍が開発した新種の薬物「CTX」。これを服用すると驚異的なパワーを瞬間的に引き出すことができる。「CTX」の開発者の一人であるアルーンという男がこれを持ち出し、悪用。アルーンの仲間であるリーナがマーシャルの若い部下を襲ったことで、マーシャル、ドウェイン(デヴィッド・ケネディ)、ティア(リサ・ラヴブランド)を中心とするチームがアルーンらを追うことに。

③アクション
セガールが薬物で凶暴化した敵と戦うシーンが見せ場。ガンアクション、特殊なナイフを使った格闘。素手での格闘は「セガール拳」というよりウエスタンラリアットな戦い方。あのセガールが吹っ飛ばされる珍しいシーンも。

4.感想
無敵のセガール。普通の人間では最早敵わないので「薬物でパワーアップした敵」が相手。危険な武器で襲ってくる敵を撃退するシーンが見せ場。ストーリーがどうのというよりアクションを楽しむ映画。コッソリ新薬を開発した軍。「CTX」を使えば普通の人間でも人間離れした怪力を出すことができるため、それを服用した人間を戦場に投入したい考え。しかし、その前にアルーンに悪用されてしまったため、マーシャルがアルーンを追う。しかも、「CTX」の秘密を封印したい軍がマーシャルと仲間を襲撃したりする。最後に生き残るのは? やっぱり悪者の「軍」。セガール映画では「軍やCIAは悪いことしている」という設定になっていることが多い。彼の映画の中だけの話なのか、アメリカでは軍やCIAは信用されていないのか。よくわかりませんね。

(予告編:YouTubeより)

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