「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:ブルース・ウィリス特集(3)「ロシアで大苦戦&愉快な泥棒」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ニューヨーク市警の刑事がロシアで逮捕された息子の援護をする『ダイ・ハード ラスト・デイ』、泥棒二人組が世界制覇を狙うグループに追い回される『ハドソン・ホーク』を紹介します。

ダイ・ハード ラスト・デイ』(A Good Day to Die Hard)

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映画チラシ

1.ストーリー
ニューヨーク市警の刑事がロシアで逮捕された息子の援護をするハメに。
(2013年公開)

2.キャスト
ブルース・ウィリス(刑事)
ジェイ・コートニー(息子)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(娘)
セバスチャン・コッホ政治犯

3.注目のシーン
①主役
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンブルース・ウィリス)。ロシアで息子ジャック(ジェイ・コートニー)が逮捕され、面会に向かう。そして裁判所でテロ発生。何が起こったかサッパリわからないジョンだが・・・。

②悪役
ロシアでは政治家チャガーリンとコマロフ(セバスチャン・コッホ)が対立。コマロフの持つ極秘ファイルを狙うチャガーリン。ジャックはコマロフを保護しようとしている。

③アクション
チャガーリンとコマロフの対立に巻き込まれるマクレーン父子の戦いが見せ場。裁判所でのテロ、カーチェイス(多くの車が巻き込まれる凄まじさ)、裏切り、拷問、武装ヘリからの攻撃、銃撃戦。ややこしい計画を企む悪役。その目的は?

4.感想
今回の舞台はなぜかロシア。あのジョン・マクレーンの息子が秘密エージェントになっていた。息子を引き取りにロシアを訪れたジョン。ロシア政治がからんだトラブルに巻き込まれてしまう。その結末は? アクションを見せることにこだわった「ぶっ壊し」ムービー。「陰謀&裏切り」、マクレーン一家が再会するシーンも見せ場(ただし、ジョンの元妻ホリーは出てきません。一作目でジョンは命がけでホリーを守ったのに。少し寂しい)。頑張って勉強してロシア語を話すジョン(相手に通じるかな?)。そういった「ジョン・マクレーンらしいシーン」もある完結編です。

作品情報:各種資料より
・火災により製作に遅れが発生
・カーチェイスの撮影に使われた車の総額は1100万ドル(使った車は650台。その内132台は廃車処分となった)

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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ハドソン・ホーク(Hudson Hawk)

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映画チラシ

1.ストーリー
泥棒とバチカンの女がカネ持ち夫婦&CIAの悪巧みを阻止しようとする。
(1991年公開)

2.キャスト
ブルース・ウィリス(泥棒)
ダニー・アイエロ(泥棒)
アンディ・マクダウェルバチカンの女)
サンドラ・バーンハード(イカレた夫婦)
フランク・スタローン(ギャング)
ジェームズ・コバーン(CIA)

3.注目のシーン
①主役
「快盗ホーク」と呼ばれる泥棒ハドソン・ホークブルース・ウィリス)。足を洗いたいが、出所したばかりなのに汚職刑事やギャングのシーザー(フランク・スタローン)に脅されて現場復帰。「馬の模型」を盗み出すことに成功したが・・・。

②悪役
ホークも泥棒なので悪役。しかし、世の中にはもっと悪い奴が。汚職刑事やギャング。さらに、ホークとは旧知のCIAのジョージ・キャプランジェームズ・コバーン)&部下(おかしな連中。悪だけど、ちょっとドジ)。キャプランと組むイカレ夫婦のメイフラワー夫妻(リチャード・E・グラント、サンドラ・バーンハード)&両手に包丁の男(夫妻の執事)。ある目的のため、彼らはホークを脅して利用しようとする。

③キャラ
ホークの相棒トミー(ダニー・アイエロ)。「馬の模型」のオークションで模型を鑑定する謎の女(アンディ・マクダウェル)。実は彼女はバチカンのアンナという尼僧で、錬金術の秘密を守ろうとしています。

④アクション
コミカルな演出が入ったアクション映画。ホークの仕事ぶり(歌の長さに合わせて犯行)、シーザーに襲われたホークが担架で突っ走るシーン、「ダ・ヴィンチのノート」をホークが奪うシーン、額(ひたい)に爆弾、城での対決、ほか。

4.感想
ハドソン・ホークがワルたちと対決する娯楽作。「ブルース・ウィリス」と言えば『ダイ・ハード』。しかしながら、個人的には『ハドソン・ホーク』の方が気に入っています。『こちらブルームーン探偵社』で見せたような「コミカルなキャラ」が本来のブルース・ウィリス。個性的な演出にウィリスのユーモラスな表情&アクションがプラスされたのがこの『ハドソン・ホーク』。この映画で鍵となるのは「馬の模型」「ダ・ヴィンチのノート」「空を飛ぶ装置の模型」の三点。これらには「ダ・ヴィンチ錬金術」の秘密が隠されています。それを手に入れようとするイカレたメイフラワー夫妻。ゴールドを大量に生産して世界経済を破壊したいらしい(頭、大丈夫?)。ホークと相棒トミーは彼らに利用される役どころ。バチカンのアンナは錬金術の秘密を守ろうと頑張る。コミカルなシーンでは、『モナリザ』のモデル&ダ・ヴィンチ、両手に包丁の男(キャラ、最期に注目)、お兄さんのシルヴェスターにソックリなフランク・スタローン、「素敵なお姉さん」アンディ・マクダウェルが笑いを取るシーン、クールな悪役ぶりのジェームズ・コバーン、などがオススメ。世界経済を破滅させようとするメイフラワー夫妻。そのイカレた計画の結末は? スターのコミカルな演技と個性的なキャラが楽しい娯楽作です。

ダニー・アイエロ:『ゴッドファーザー PART II』、ジャッキー・チェン『プロテクター』、アル・パチーノ『訣別の街』でおなじみの大物俳優。
サンドラ・バーンハード:『キング・オブ・コメディ』では有名スターを誘拐するイカレたファンを演じた(ロバート・デ・ニーロに負けないほどの存在感)。

(予告編:YouTubeより)

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