鉄板映画：ブルース・ウィリス特集（５）「執拗な犯罪者＆二人組の殺し屋」

「鉄板映画：人気スター映画のブログ」警官が謎の凶悪犯を追うサスペンス『スリー・リバーズ』、ギャングとその周辺の人々を描いたアクション作『パルプ・フィクション』を紹介します。

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１．ストーリー
警官が謎の凶悪犯を追う。
（1993年公開）

２．キャスト
ブルース・ウィリス（レスキュー隊）
サラ・ジェシカ・パーカー（レスキュー隊）
トム・サイズモア（警官）
ブライオン・ジェームズ（警官）
デニス・ファリーナ（警官）

３．注目のシーン
①過去
1991年、ピッツバーグ市警察のトミー・ハーディ（ブルース・ウィリス）。いとこでもある警官ジミーに不利な証言をして警察内で孤立。そんな状況で連続殺人事件を追い、悲劇が。さらに裁判にかけられたジミーが橋から飛び降りて行方不明に。

②２年後
リバーパトロール隊員になったトミー。新しい相棒は女性のクリスマン（サラ・ジェシカ・パーカー）。女性が犠牲になる事件発生。不審船を捜索したり、不審人物を追跡したり。

③キャラ
「警官一族」のトミー。父、叔父（デニス・ファリーナ）、ジミーの弟（トム・サイズモア）も警官。

４．感想
ブルース・ウィリスが謎の殺人犯に追い詰められ、周囲の仲間からは白い目で見られ、家族を失う警官を演じるサスペンスアクション映画。孤立するトミー。そんなトミーをフォローする相棒クリスマン（『マーズ・アタック!』のサラ・ジェシカ・パーカー）。執拗にトミーにまとわりついて女性を狙う異常者。その正体は？　異常者の正体＆対決（水中での戦い）に注目の映画。シリアスな内容で楽しいシーンは少ない（トミーにボートから落とされる男、ほか）。挑発的でスゴイ悪役顔の警官役でブライオン・ジェームズ（コイツが犯人？）。ウィリスがボートを操縦するシーン（カッコいい）にも注目です。

（作品情報：各種資料より）
・原題の「Striking Distance」は「すぐ近く」「手の届く所」の意。

デニス・ファリーナ：『野獣捜査線』『ミッドナイト・ラン』
トム・サイズモア：『ロックアップ』『ヒート』『沈黙のテロリスト』

（予告編：YouTubeより）

www.youtube.com

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『パルプ・フィクション』（Pulp Fiction）

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１．ストーリー
ギャングとその周辺の人々。
（1994年公開）

２．キャスト
サミュエル・L・ジャクソン（ギャング）
ジョン・トラボルタ（ギャング）
ブルース・ウィリス（プロボクサー）
マリア・デ・メディロス（彼女）
クリストファー・ウォーケン（大尉）

３．注目のシーン
①主役
ギャングの殺し屋ジュールス（サミュエル・L・ジャクソン）とヴィンセント（ジョン・トラボルタ）を中心に話が進む映画。ギャングのボスであるマーセルス（ヴィング・レイムス）の命令で、八百長破りをしたプロボクサー、ブッチ（ブルース・ウィリス）を追う。

②キャラ
多彩なキャストが売り物の映画。ブッチの恋人ファビアン（マリア・デ・メディロス）はキュートな女性。ブッチと共に逃走。マーセルスの妻ミア（ユマ・サーマン）は不幸な女（クスリで変顔に）。ジュールスの友人ジミー（クエンティン・タランティーノ）は面倒なことに巻き込まれてウンザリ。「掃除屋」のウルフ（ハーヴェイ・カイテル）は裏稼業の男。ブッチの「大切な時計」の思い出話に登場するクーンツ大尉（クリストファー・ウォーケン）は何気に面白い人。

③演出
ヴィンセントとミアがデートするレトロな店（マリリン・モンローのものまねパフォーマーにも注目）＆ヴィンセントのダンス、ブッチの「時計の思い出」、質屋での出来事＆日本刀、レストラン強盗。「時系列」もこの映画を個性的にしています。

４．感想
大物が演じるキャラの個性を楽しむ映画。ジュールス＆ヴィンセントがトークを聞かせるシリアスな内容（それにアクション＆コメディな演出がプラス）。ストーリー上の主役はサミュエル・L・ジャクソン＆ジョン・トラボルタ。ウィリスはボクサーの役。思わず笑ってしまうウィリスの「拘束姿」は必見。ただし、残酷シーンには要注意です。

（予告編：YouTubeより）