「鉄板映画:人気スター映画のブログ」地球侵略をたくらむエイリアンと「エレメント」の戦いを描いた『フィフス・エレメント』、FBIと元過激派が正体不明の暗殺者を追う『ジャッカル』を紹介します。
『フィフス・エレメント』(The Fifth Element)
1.ストーリー
地球侵略をたくらむエイリアンと「エレメント」が戦う。
(1997年公開)
2.キャスト
ブルース・ウィリス(タクシードライバー)
ミラ・ジョヴォヴィッチ(エレメント)
クリス・タッカー(ラジオ番組のDJ)
ブライオン・ジェームズ(将軍)
ゲイリー・オールドマン(武器製造会社経営)
3.注目のシーン
①主役
300年後の未来が舞台の映画。ニューヨークのタクシードライバー、コーベン(ブルース・ウィリス)。宇宙では「地球人の味方モンドシャワン人」と「悪のマンガロワ人」が対決。モンドシャワン人を再生して生まれたリールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。「完璧な女性」を理想として求めてきたコーベンがリールーと出会い・・・。
②悪役
マンガロワ人&武器製造会社を経営するゾーグ(ゲイリー・オールドマン)。ある「石」を捜すゾーグ。その目的は?
③キャラ
リゾート地「フロストン」に行くことになったコーベン。ラジオ番組のDJであるルビーロッド(クリス・タッカー)がその模様をレポート。ルビーロッドはヘンなしゃべり方とオーバーアクションの珍キャラ。この男が出てくると雰囲気が妙な感じに(イラっとするコーベンの表情にも注目)。
④アクション
マンガロワ人によって地球に危機が到来。それを防ぐには「五つのエレメント」が必要。コーベン&リールーの戦いが見せ場。
⑤未来
未来の描写にも大いに注目。未来のアパート、家具、空飛ぶ屋台、マクドナルド。ルビーロッドのヘンな髪型も未来的(?)。
4.感想
「遠い未来」が舞台。「宇宙人と地球」がテーマのアクション作。崩壊した世界を描いた『12モンキーズ』とは違って、未来の進化した道具が出て来るのが楽しい映画。ウィリスの無愛想なキャラ、クリス・タッカーのオネェキャラ、ミラ・ジョヴォヴィッチの「完璧な女性」。悪のマンガロワ人に協力するゾーグ(その正体は?)。アクション、未来の描写、キャラクターに注目の傑作。リールーが涙するシーンが印象的な壮大な娯楽作です。
(作品情報:各種資料より)
・ジョヴォヴィッチは今作のオーディションに一度落ちている
(予告編:YouTubeより)
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『ジャッカル』(The Jackal)
1.ストーリー
FBIと元過激派が正体不明の暗殺者を追う。
(1997年公開)
2.キャスト
ブルース・ウィリス(暗殺者)
リチャード・ギア(元過激派)
シドニー・ポワチエ(FBI)
3.注目のシーン
①悪役
1997年。ソ連崩壊後のロシアでは治安が悪化。ロシアマフィアが勢力を伸ばす。ロシア捜査隊がFBIと組んでマフィア壊滅合同作戦。アメリカに復讐を誓うロシアマフィアのボスが「ジャッカル」と呼ばれる正体不明の暗殺者(ブルース・ウィリス)を雇う。
②対抗
FBIエージェントのカーター・プレストン(シドニー・ポワチエ)。「ジャッカル」の顔を知る元IRA活動家のデクラン(リチャード・ギア)にコンタクト。デクランはFBIに協力することに。
③キャラ
デクランの元恋人イザベラ(マチルダ・メイ)。ロシア捜査隊のヴァレンチーナ・コスロヴァ(ダイアン・ヴェノーラ)。彼女らが「ジャッカル」と関わるシーンに注目されたい。
④アクション
用心深いジャッカル。変装したり、入念に武器の性能テストをしたり。平気で他人を利用し、用が済めば容赦なく始末(気の毒な被害者たち。彼らは決して悪い人たちばかりではなかったような気がする)。そんなジャッカルが「強奪屋」を撃退したり、イザベラの自宅を襲ったりして、指示された依頼を遂行。最後は地下鉄のホームでデクランと対決。
4.感想
ブルース・ウィリス版『ゴルゴ13』。ウィリスが「デューク東郷」のような暗殺者、リチャード・ギアが元過激派を演じるサスペンスアクション。クライマックスはウィリスとギアの緊迫した対決。「ジャッカル」の行動パターンが売り物の作品です。
シドニー・ポワチエ:大物黒人俳優。『手錠のままの脱獄』『夜の大捜査線』『招かれざる客』ほか。
(予告編:YouTubeより)
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