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鉄板映画:ブルース・ウィリス特集(13)「凄腕エージェントの退職後の生活」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」引退した元CIAエージェントが命を狙われる『RED/レッド』、危険な兵器をめぐる争いに巻き込まれる『REDリターンズ』を紹介します。

『RED/レッド』(RED)

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映画チラシ

1.ストーリー
引退した元CIAが命を狙われる。
(2010年公開)

2.キャスト
ブルース・ウィリス(RED)
ジョン・マルコヴィッチ(RED)
ブライアン・コックス(ロシア人)
ヘレン・ミレン(RED)
モーガン・フリーマン(RED)

3.注目のシーン
①主役
元CIAのフランク(ブルース・ウィリス)。退職後は孤独な生活。唯一の楽しみは年金係オペレーターの女性サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)との電話での会話。そんなフランクが黒覆面の武装集団に自宅を襲撃される。

②悪役
CIA。過去の「ある作戦」に関わった者を抹殺しようとする。しかし、CIAはその手先にすぎず、黒幕がいる。

③キャラ
なぜ自分が狙われるのかを探りたいフランク。協力者を求めて旧知の者を訪ねる。老人ホームに住むジョー(モーガン・フリーマン)、「車の下」に住むマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)、ロシア大使館のイヴァン(ブライアン・コックス)、「ワシの巣」のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)。

④アクション
追われる元CIAフランク、追う現職CIAエージェントのクーパー(カール・アーバン)。二人による銃や素手での決闘。一見殺し屋に見えない人物もフランクと仲間を襲う(空港での戦い)。そして、副大統領スタントン(ジュリアン・マクマホン)襲撃、ラストの決着戦。

4.感想
ブルース・ウィリスが凄腕の元CIAを演じるアクション映画。「RED」とは、「引退した超危険人物(Retired Extremely Dangerous)」の意。退職後、孤独に暮らすフランク。突然、謎の敵に襲撃される。どうやら過去にやった仕事と関係があるらしい。元同僚らと再会しながら敵を迎撃。襲撃される理由とは? 大物がそろったアクション大作。ハードながらコミカルな演出が多いため、楽しく鑑賞できる映画。暗いキャラを演じることも多いブルース・ウィリス。本来は明るくて楽しい人。ウィリスが久々にやってくれた、という気分になる傑作です。

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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REDリターンズ(RED 2)

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映画チラシ

1.ストーリー
元スパイが危険な兵器をめぐる争いに巻き込まれる。
(2013年公開)

2.キャスト
ブルース・ウィリス(RED)
ジョン・マルコヴィッチ(RED)
イ・ビョンホン(殺し屋)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(ロシア人)
ヘレン・ミレン(RED)

3.注目のシーン
①主役
元CIAスパイのフランク(ブルース・ウィリス)。前作ではエラい目に遭ったが、今では妻サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)との平穏な暮らし。買い物中、親友マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が現れる。「オレたちは狙われている」とフランクに警告するが、マーヴィンの乗った車が大爆発。マーヴィンの葬儀後、フランクはFBIに連行されてしまう。

②悪役
「ナイトシェード計画」とかいうアメリカによる過去の秘密作戦を利用する者。アメリカ軍のジャック・ホートン(ニール・マクドノー)がフランクを襲撃。その狙いは?

③キャラ
前作に続いてフランク、サラ、マーヴィン、ロシア大使館のイヴァン(ブライアン・コックス)、元MI6のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)が登場。新キャラは、イ・ビョンホン演じる殺し屋「ハン」。アメリカに雇われてフランクを狙う。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるロシアのエージェント「カーチャ」は祖国を核攻撃の危機から救おうとする役どころ。ハンもカーチャもフランクとは旧知。

④アクション
凄腕の連中「RED」(引退した超危険人物(Retired Extremely Dangerous))が襲撃者と戦うシーンが迫力。FBI取調室でフランクが殺し屋に襲撃されるシーン、フランクをハンが奇襲するシーン、「カエル」を追跡するカーチェイス、フランクが危険な爆弾を処理しようとするシーンが主な見せ場。鍛えられたイ・ビョンホンの体&アクション(折り紙で敵を始末するシーンも)、相変わらず勇ましいヴィクトリアにも注目されたい。

4.感想
派手なアクション&コミカルな演出が光るパート2。前作のメンバーが再登場。危険人物の役が多い(ような気がする)アンソニー・ホプキンス、「韓国の原田泰造イ・ビョンホンキャサリン・ゼタ=ジョーンズが新登場。キャラクター、笑いのシーン(大型スーパー(コストコ)で買い物するシーン、車が路地に挟まるシーンほか)、アクション(フランクとハンの対決、壮絶な爆発シーン)が売り物。個人的には『ダイ・ハード』と同じぐらい気に入っているシリーズ。しかしながら、パート2は話がちょいとややこしい。アメリカ軍がかつて実行しようとした「ナイトシェード計画」。それに関わったことがあるフランク。しかし、そんな大昔の計画でなぜ今になってフランクが命を狙われるのか? 各国の諜報機関が暗躍。何やら様々な絵を描いている奴がいるらしい。真の黒幕は一体誰で、何をしようとしているのか?

(予告編:YouTubeより)

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