「鉄板映画:人気スター映画のブログ」5人のプレスリーがカジノを襲うアクション作『スコーピオン』、沿岸警備隊の救難士が危険な現場で危機に見舞われる『守護神』を紹介します。
『スコーピオン』(3000 Miles to Graceland)
1.ストーリー
5人のプレスリーがカジノを襲うが、仲間割れを起こし・・・。
(2001年公開)
2.キャスト
カート・ラッセル(強盗)
コートニー・コックス(シングルマザー)
クリスチャン・スレーター(強盗)
ケビン・コスナー(強盗)
3.注目のシーン
①主役
「コスプレ強盗団」の映画。刑務所を出たばかりのマイク(カート・ラッセル)。マーフィ(ケビン・コスナー)、ハンソン(クリスチャン・スレーター)ら仲間とある小さな町で合流。狙いはラスベガスのカジノ。ベガスでの「プレスリーのコスプレ大会」を利用して、カジノを襲う計画。
②女
息子ジェシーと暮らすシビル(コートニー・コックス)。マイクと関係を持つ。手癖の悪いジェシーにマイクは寛大なところを見せる。
③仲間割れ
プレスリーに変装したマイクら5人がカジノ襲撃。銃撃戦、逃走。仲間を失うハプニング。シビルの家で奪ったカネを分配しようとするが、マーフィは独り占めするつもり。カネをめぐってマイクとマーフィが争い、カーチェイス、銃撃戦。その結末は?
4.感想
個性的なアクション映画。あのケビン・コスナーとカート・ラッセルがエルビス・プレスリーのコスプレ&モミアゲでカジノを襲撃。カッコいい役が多いコスナーが珍しく卑劣な悪役。ラッセルは悪役ながらもユーモアのある彼らしいキャラクター。アクション(激しい銃撃戦、追跡劇)、コメディータッチな笑えるシーン(あの人の超マヌケなウォンバットの変装)、奪ったカネの行方など見せ場がいっぱい。アイスTの役どころにも注目です。
(予告編:YouTubeより)
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『守護神』(The Guardian)
1.ストーリー
アメリカ沿岸警備隊の救難士が危険な任務に就いたり、暗い過去のある若者を訓練したり。
(2006年公開)
2.キャスト
ケビン・コスナー(救難士)
メリッサ・サージミラー(女)
アシュトン・カッチャー(若手)
3.注目のシーン
①主役
アメリカ沿岸警備隊の救難士ベン・ランドール(ケビン・コスナー)。「救難士」とは海上遭難者を救助する非常に危険な仕事をする人。そんな「誰もやりたがらない仕事」に命を懸けてきたベンだが、妻とはすれ違いが多く離婚。仕事仲間を事故で失い、体力的にも衰えが。
②若手
沿岸警備隊の新人を訓練することになったベン。新人たちはみな立派な体格と志を持っているが、ベンは独自の視点と厳しい訓練で新人たちを選抜。中でも目立つのはジェイク(アシュトン・カッチャー)。厳しい訓練で若手たちが脱落していく中、ジェイクは異常な根性で訓練をクリアしていく。
③任務
救難士は危険な仕事。家にも帰れず、危険なことばかりで給料も安い。そんな仕事に志願する青年たち。ベンは心を鬼にして救難士として不適格な者を容赦なく落第させる。何とか訓練に合格した精鋭たちも現場の過酷な任務に耐えられる保証はない。
4.感想
経験豊富なベテランが未熟な若者を訓練する、というパターンは映画ではおなじみ(リチャード・ギア『愛と青春の旅だち』、クリント・イーストウッド『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』など)。ミスをすれば命を落とす危険な仕事をする「救難士」が主役の大作。訓練に耐えた新人がベテランと共に荒れた海へ。命懸けの救助活動。その結末は? オススメのシーンは、厳しい訓練、バーでの海軍とのトラブル、荒波での救助活動、ジェイクと彼女エミリー(メリッサ・サージミラー)の出会いと恋の行方、ほか。人間関係、救助活動のシーンが見せ場。勇気と愛がテーマの名作です。
(予告編:YouTubeより)
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