「鉄板映画：人気スター映画のブログ」ソ連の軍人が反乱軍のリーダーを狙う『レッド・スコルピオン』、特殊部隊が危険なバクテリアを破壊しようとする『ドルフ・ラングレン in レトログレイド2204』を紹介します。
『レッド・スコルピオン』（Red Scorpion)
１．ストーリー
ソ連の軍人が反乱軍のリーダーを狙う秘密任務に就く。
（1989年公開）
２．キャスト
ドルフ・ラングレン（ソ連の軍人）
ブライオン・ジェームズ（ソ連の軍人）
M・エメット・ウォルシュ（アメリカ人ジャーナリスト）
３．注目のシーン
①主役
ソ連特殊部隊「スペツナズ」のニコライ（ドルフ・ラングレン）。モンバカ国の反乱軍リーダー、スンダータを殺害する特別任務。スンダータの側近カルンダが留置所にいるため、酒場でワザと狼藉。首尾良く留置所にぶち込まれたニコライはカルンダ、アメリカ人ジャーナリストのデューイ（M・エメット・ウォルシュ）と共に脱走。逃亡するフリをしてスンダータが潜伏する村へ向かう。
②失敗
ソ連軍に攻撃された村を目撃したり、キューバ兵に攻撃されたりのニコライら。スンダータの村に到着。そして、任務遂行。やっぱり信用されてなかったニコライ。スンダータ軍に捕まる。
③反撃
ソ連軍の残酷さを目撃したうえに祖国から拷問されるニコライ。上官から見捨てられてしまう。ブッシュマンとの出会いもあり、スンダータではなく、ターゲットを祖国＆キューバ軍に切り替える。
４．感想
ドルフ・ラングレンが凄腕の工作員を演じるアクション映画。「スペツナズ」のニコライ。特別任務のため、反乱軍の拠点に潜入するが・・・。激しい戦闘、祖国に反旗を翻すシーンが見せ場。ストーリー的にはツッコミどころも（スンダータは怪しさ200％のニコライにダマされるようなバカではない）。ソ連軍人役ブライオン・ジェームズのスゴイ顔、ブッシュマンの風習にも注目です。
（作品情報：各種資料より）
・撮影はナミビア（南アフリカ領南西アフリカ）
・諸問題より製作費は予定の2倍以上かかった
ブライオン・ジェームズ：『48時間』『レッドブル』『デッドフォール』。
（予告編：YouTubeより）
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『ドルフ・ラングレン in レトログレイド2204』（Retrograde)
１．ストーリー
特殊部隊が「人類を滅亡寸前まで追い込んだバクテリア」を破壊しようとする。
（2004年公開）
２．キャスト
ドルフ・ラングレン（特殊部隊）
シルヴィア・ドゥ・サンティス（宇宙生物学者）
ジョー・モンタナ（特殊部隊）
３．注目のシーン
①2204年
ロサンゼルス。200年前に病原菌を含んだ隕石が発掘されたことにより、今や人類は滅亡寸前。フォスター（ドルフ・ラングレン）を始めとする特別な免疫を持つ特殊部隊員が宇宙船で200年前に戻って隕石を破壊する任務に就く。
②2004年
現在、南極到着寸前。宇宙船で反乱。反逆者ダルトン（ジョー・モンタナ）の狙いはフォスターを始末して「新しい世界」の支配者になること。
③キャラ
実業家、宇宙生物学者レネ・ディアス（シルヴィア・ドゥ・サンティス）、助手らが「ナサニエル・パーマー号」に乗って南極で隕石を収集、研究。危険な隕石に触れて病原菌に感染したり、ケガをしたフォスターを助けたことでダルトン率いる反乱者に襲撃されたり。
④アクション
フォスターがダルトン軍と未来の銃で撃ち合うシーン、素手で戦うシーンが見せ場。アクション映画おなじみの爆発シーンもありますが、いかにも「CG」といった感じで思わず苦笑してしまう（ヘリや船が爆発するシーン）。宇宙船がカッコよく飛行するシーンもCG丸出し。特殊効果にチープな雰囲気がありますが、それと対比されることによってドルフ・ラングレンの真剣な表情がカッコ良く見えます。
４．感想
「氷の世界」南極を舞台にしたSFアクション映画（撮影はイタリア、ルクセンブルクらしい）。ラングレン演じる「フォスター」が「恐怖のバクテリア」「反乱者」の両方と同時に戦う内容。反乱者との戦いは数で劣勢。危険なバクテリアは免疫のない現代人が感染してしまって手こずる。戦いの結果は？ いろんなテーマを含んだ作品ですが、やっぱり戦闘シーンが見せ場（戦いの後の後日談にも注目されたい）。「タイムワープする宇宙船」「爆発シーン」などちょっと笑ってしまうようなチープな特殊効果が楽しい作品です。
（予告編：YouTubeより）
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