「鉄板映画:人気スター映画のブログ」配偶者がいる者同士が引かれ合う『恋におちて』、私立探偵が謎の失踪者を追うオカルトなサスペンス作『エンゼル・ハート』を紹介します。
『恋におちて』(Falling in Love)
1.ストーリー
配偶者がいる者同士が引かれ合い・・・。
(1984年公開)
2.キャスト
ロバート・デ・ニーロ(男)
メリル・ストリープ(女)
ハーヴェイ・カイテル(友人)
3.注目のシーン
①主役
建築技師のフランク(ロバート・デ・ニーロ)。妻子との平和な暮らし。そんなフランクがクリスマスにモリー(メリル・ストリープ)という女性と書店で出会い・・・。
②キャラ
フランクの妻は夫を信じる。モリーの夫は妻の異変に気付く。モリーの父は体が不調。フランクの友人エド(ハーヴェイ・カイテル)は何やら悩みがあり、フランクにうち明ける。
4.感想
『恋におちて』というステキなタイトル(DVDパッケージもキレイなイメージ)。しかし、それは「許されない恋」。デ・ニーロとストリープが不倫する映画(ストリープは『マディソン郡の橋』(1992年)ではクリント・イーストウッドと不倫する役。そういう役どころが似合う女優というイメージがアメリカではあるのでしょうか?)。特に家庭に問題があるわけでもないのに不倫に走る男女。素敵な配偶者を捨ててまでのめり込む。フランクとモリーは将来どうなってしまうのでしょうね? フランクとモリーが互いに興味を持つようになっていく展開、フランクがひっぱたかれるシーン、全てに気付いているモリーの夫(そのつらさ、悔しさを表現したシーン)に注目です。
(予告編:YouTubeより)
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『エンゼル・ハート』(Angel Heart)
1.ストーリー
私立探偵が謎の失踪者を追う。
(1987年公開)
2.キャスト
ミッキー・ローク(私立探偵)
シャーロット・ランプリング(占い師)
ロバート・デ・ニーロ(依頼人)
3.注目のシーン
①主役
1955年、ニューヨークの私立探偵ハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)。これまで小さい仕事をやってきた男。ワインサップ弁護士からの電話。依頼人ルイス・サイファー(ロバート・デ・ニーロ)を紹介される。サイファーは人気歌手「ジョニー」を終身契約で援助してきた男であるが、「ジョニー」は行方不明。その生死を確かめて欲しい、というのがサイファーの依頼。
②捜査
わずかな手がかりから「ジョニー」を捜すハリー。重傷を負った「ジョニー」が入院していたことがある病院を訪ね、その後、担当医師ファウラーの自宅をコッソリ訪問、面会。ところがファウラーは無惨な姿となってしまう。
③キャラ
ハリーが捜査の過程で出会う人たち。タイムズ紙に勤める女性、占い師のマーガレット(シャーロット・ランプリング)、黒人女性エピファニー、マーガレットの父。彼らと「ジョニー」の関係は?
④オカルト
怪しげな夜の儀式、関係者の悲惨な死。
4.感想
日本での劇場公開時のキャッチコピー「人間には、知ってはならないことがある」。デ・ニーロとミッキー・ロークのサスペンス映画。姿を消した歌手「ジョニー」を捜すハリー。あちこちで聞き込みをするが、次々に事件が起こる。「ジョニー」、「ジョニー」を捜すサイファー、ハリー。その関係は? 次々に起こる事件の犯人は? 黒魔術がからむ怪しげなシーンが見せ場のスリラーな内容。黒魔術、「サイファー」というキャラ(デ・ニーロの長髪にも注目)、大量の雨漏り、驚愕の真実。ハリーが追いかけ回されるシーン、「鼻のシャッポ」にも注目。一部のファンにカルト的な人気を誇る映画です。
(予告編:YouTubeより)
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