「鉄板映画：人気スター映画のブログ」二人の脱獄犯が神父になりすまして国外逃亡しようとする『俺たちは天使じゃない』、実話を元にギャングの半生を描いた『グッドフェローズ』を紹介します。
『俺たちは天使じゃない』（We're No Angels)
１．ストーリー
二人の脱獄犯が神父になりすまして国外逃亡しようとするが・・・。
（1989年公開）
２．キャスト
ロバート・デ・ニーロ（脱獄犯）
ショーン・ペン（脱獄犯）
デミ・ムーア（シングルマザー）
３．注目のシーン
①主役
1935年が舞台。アメリカの刑務所から囚人のネッド（ロバート・デ・ニーロ）とジム（ショーン・ペン）が死刑囚ボビーと共に脱獄。コッソリ国外へ脱出しようとするが、教会や町の人から神父と間違えられ、歓迎されてしまう。
②悪役
死刑囚ボビー。荒っぽい奴。コイツのせいでネッド＆ジムがピンチに。
③キャラ
気の強い女モリー（デミ・ムーア）。不運続きでイライラ。娘は口が利けない。ネッド＆ジムを神父と勘違いする大ボケな若い修道僧。ネッド＆ジムを捜索する刑務所長と警察。
④笑い
「（脱獄犯であることが）バレたらヤバイ」状況でネッド＆ジムが何とか目立たないようにしようと取り繕うシーンがコミカル。特にデ・ニーロの表情に注目されたい。
４．感想
デ・ニーロとペンが笑わせるコメディ。脱獄したネッドとジム。コソコソ隠れるように逃亡。町の人から新任の神父と間違えられてそのまま聖職者になりすます。そんなシチュエーションが面白い映画。普通ならバレますよね、「ニセ者だ」って。似顔絵が描かれた手配書まで出回っているのに周囲に正体がバレないところが妙に面白い。そんな二人の逃走劇。どんな結末になるか？ 苦労しているシングルマザーの役でデミ・ムーア。カナダへの宗教行事で起こった「奇跡」にも注目です。
（予告編：YouTubeより）
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『グッドフェローズ』（Goodfellas)
１．ストーリー
実話を元にしたギャングの半生。
（1990年公開）
２．キャスト
レイ・リオッタ（ギャング）
ジョー・ペシ（ギャング）
ロバート・デ・ニーロ（ギャング）
３．注目のシーン
①主役
1955年、ブルックリン。少年ヘンリー。ギャングに憧れ、使いっ走りに。憧れのギャング、ジミー（ロバート・デ・ニーロ）との出会い。トミー（ジョー・ペシ）と組んで悪事を重ねる。
②転落
大人になったヘンリー（レイ・リオッタ）。結婚したが、犯罪とは縁が切れない。イタリア系のトミーが組織で出世して、なかなかの存在に。ところがギャングの大物とトラブル。激高したトミーがとんでもないことをやらかし、ジミーとヘンリーもそれに関わる。それがキッカケで三人は分裂していく・・・。
４．感想
実録もの。原題「Goodfella」は「気の置けない友達」という意味らしい。ギャングに憧れる若者、憧れのギャング、対立するライバル。彼らの関係を中心に話が展開。所詮はアウトローな関係。犯罪者同士の不信感により彼らは破滅に向かう。人間関係、ギャングが使う手口、「トミー」というキャラクター（ユーモラスかつ凶暴）、ジミーの変貌ぶりに注目の映画。「イタリア系じゃないとギャングの正式メンバーになれない」という条件など、ギャングの世界の知られざるルールにも注目です。
（予告編：YouTubeより）
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