「鉄板映画：人気スター映画のブログ」刑事が殺人事件の容疑者を追うシリアス劇『容疑者』、刑事たちが凶悪犯を追うデ・ニーロ＆アル・パチーノ共演作『ボーダー』を紹介します。
『容疑者』（City by the sea)
１．ストーリー
刑事が現場に残された証拠を元に殺人事件の容疑者を追うが・・・。
（2002年公開）
２．キャスト
ロバート・デ・ニーロ（刑事）
ジェームズ・フランコ（容疑者）
エリザ・ドゥシュク（女）
ウィリアム・フォーサイス（悪党）
３．注目のシーン
①主役
刑事ヴィンセント（ロバート・デ・ニーロ）。さびれた町での勤務。クスリの売人の遺体が発見され、捜査。捜査線上に浮かんだ容疑者は息子ジョーイ（ジェームズ・フランコ）。
②悪役
クスリの元締めスパイダー（ウィリアム・フォーサイス）。銃を使ってジョーイを追う。
③キャラ
ジョーイには女ジーナ（エリザ・ドゥシュク）と息子アンジェロが。ヴィンセントと彼らとの関係にも注目の映画。
４．感想
デニーロが「悩める父親」を演じる刑事ドラマ。事件を捜査する刑事。現場に残された証拠から浮かび上がった容疑者は「自分の息子」だった。息子は犯行を否認。事件の真相は？ 家庭の不和、壊れていく町、人間関係がテーマの重厚な作品。悩みを抱える無器用な人間たち、かつて華やかだった町の荒廃ぶりを表現。鑑賞するには覚悟が必要なシリアス劇です。
ジェームズ・フランコ：『スパイダーマン』シリーズ。
ウィリアム・フォーサイス：『アウト・フォー・ジャスティス』での悪党ぶりはあまりにも有名。
（予告編：YouTubeより）
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『ボーダー』（Righteous Kill)
１．ストーリー
二人組の刑事が凶悪犯を追う。
（2008年公開）
２．キャスト
ロバート・デ・ニーロ（刑事）
アル・パチーノ（刑事）
ジョン・レグイザモ（刑事）
カーラ・グギノ（鑑識課）
３．注目のシーン
①主役
刑事のトム（ロバート・デ・ニーロ）＆デイヴィッド（アル・パチーノ）は「ワケあり」。不正な証拠を使ったりする。悪事を働く者が次々に消される事件発生。犯人は現場に「詩」を残す個性的な奴。トムに殺しの疑いがかかる。
②キャラ
トムと交際する鑑識課のカレン（カーラ・グギノ）。トムと関りがある神父。トムを強く疑う同僚刑事ペレズ（ジョン・レグイザモ）。
４．感想
『ヒート』で共演したデ・ニーロとパチーノが刑事役で再び。犯人の破綻していく人格が破滅的な結果を招くシリアスなサスペンス。次々に消されていく悪人たち。犯人の目的と正体に注目の作品。そのため、あまり内容を説明できません。トムとデイヴィッドのコンビぶり（トーク、雰囲気）、悪人が消されるシーン、教会での事件＆捜査、犯人のミス、結末が見せ場です。
（予告編：YouTubeより）
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