「鉄板映画:人気スター映画のブログ」フットボール賭博の世界の人間たちを描いた『トゥー・フォー・ザ・マネー』を紹介します。賭のためにスポーツの結果を予想する「予想屋ビジネス」の男たちに注目です。
『トゥー・フォー・ザ・マネー』(Two for the Money)
1.ストーリー
ケガをしたフットボーラーがフットボール賭博の「予想屋」に転身したが・・・。
(2005年公開)
2.キャスト
マシュー・マコノヒー(予想屋)
レネ・ルッソ(経営者の妻)
アル・パチーノ(経営者)
3.注目のシーン
①主役
学生フットボーラーのブランドン(マシュー・マコノヒー)。試合中のケガにより、選手としての復活は難しい状況。知識を生かしてスポーツ賭博の電話サービスの仕事に就く。
②キャラ
スポーツ情報会社のオーナー、ウォルター(アル・パチーノ)。客にフットボール試合の予想を売って情報料を得るビジネスを展開。ブランドンをスカウト。ウォルターの家族は妻トニー(レネ・ルッソ)と娘。大口の客ノヴィアンはヤバイ奴。
③仕事
「ジョン・アンソニー」の名でTV出演するブランドン。フットボールに関する興味と知識により予想を次々に当てる。そんなブランドンの能力を高く評価するウォルターとノヴィアンだが・・・。
4.感想
「スポーツ賭博の世界」という珍しい(?)舞台を描いたドラマ。実在の人物をモデルに製作された映画とのこと。禁じられているはずのスポーツ賭博(黙認されている? 誰が運営してるのでしょうか?)。テレビでは(賭のために)試合の予想をやっています。ウォルターが経営するスポーツ情報会社はフットボール試合の予想を売って情報料を得ています。予想が当たればいいのですが、大口の客の場合は外れたら大損害が生じてエラいことに。そんな世界にスカウトされてしまったブランドン。彼の運命は? 成功と破滅が同居する「予想屋」というビジネス(その仕組み、規模、収益)が見せ場。「ウォルター」というキャラ(ビジネスに取り憑かれた入れ込みぶり、娘のビデオカメラの前でウケ狙い)、ウォルター夫妻の純真な娘(「カネまみれの世界」と対比する存在)にも注目の映画です。
(予告編:YouTubeより)
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