「鉄板映画：人気スター映画のブログ」刑事が事件を目撃した少年を守ろうとする『刑事ジョン・ブック 目撃者』、証券会社で働く女性が仕事と恋愛に取り組む『ワーキング・ガール』を紹介します。
『刑事ジョン・ブック 目撃者』（Witness)
１．ストーリー
刑事が事件を目撃した少年を守ろうとする。
（1985年公開）
２．キャスト
ハリソン・フォード（刑事）
ケリー・マクギリス（未亡人）
ダニー・グローヴァー（刑事）
３．注目のシーン
①主役
1984年、ペンシルベニア州。夫を亡くしたレイチェル（ケリー・マクギリス）と息子サミュエル。ボルティモアの姉を訪ねようとするレイチェルだが、サミュエルが駅のトイレで殺人事件を目撃。刑事ブック（ハリソン・フォード）がサミュエルに事情を聞く。
②悪役
殺人犯。ブックに重傷を負わせる。
③アーミッシュ
レイチェルはいわゆる「アーミッシュ」（近代的な生活を否定する独特な習慣を持つ人たち）。重傷を負ったブックがアーミッシュと暮らしたり、ブックとレイチェルが魅かれ合うシーンがこの映画の見せ場。アーミッシュの掟、アーミッシュに対する世間（観光客のオバさん）の好奇の目などにも注目。
４．感想
一風変わった設定の刑事モノ映画。刑事が母子を守ろうとするサスペンス。内容はありがちなものですが、その母子が「アーミッシュ」と呼ばれる人たちであるところが注目ポイント。『リーサルウェポン』のダニー・グローヴァーが悪役で登場。チョイ役でティモシー・カーハートも出演。ハリソン・フォードとダニー・グローヴァーの撃ち合い、ハリソン・フォードが大工仕事や乳しぼりをするシーンは必見。「アーミッシュ」の人たちの暮らし・価値観に注目の作品です。
ティモシー・カーハート：『ピンク・キャデラック』『テルマ&ルイーズ』『ビバリーヒルズ・コップ3』。
（予告編：YouTubeより）
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『ワーキング・ガール』（Working Girl)
１．ストーリー
証券会社で働く女性が仕事と恋愛に取り組むが・・・。
（1988年公開）
２．キャスト
メラニー・グリフィス（証券会社勤務）
アレック・ボールドウィン（恋人）
シガニー・ウィーバー（上司）
ハリソン・フォード（ビジネスマン）
３．注目のシーン
①主役
証券会社で働くテス（メラニー・グリフィス）。ちょっとした「トラブルメーカー」。仕事上のトラブルで配置転換。新しい上司は合併部門のキャサリン（シガニー・ウィーバー）。
②キャラ
テスの恋人ミック（アレック・ボールドウィン）。「デューイ社」のジャック（ハリソン・フォード）。パーティーでジャックと知り合ったテスはキャサリンの「代理」としてラジオ局の合併話を進める。
③笑い
「下っ端」にすぎないテスが頑張る姿（結婚式に潜入したり）を楽しむ映画。ジャックとキャサリンの関係、現場復帰したキャサリンとテスの関係、重要な会議、上司のウソといった見せ場。
４．感想
仕事で実績を上げたい女性が行動力で勝負する映画。「ワールドトレードセンター」で撮影されたらしい。「代理」の立場でありながら、意地と怒りのパワーを持って（勝手に）大きな仕事をしようとするテス。その結末は？ コメディタッチの作品。やや非現実的な展開。ハリソン・フォード演じる「ジャック」のビジネス上の役割がよくわからなかった（大きな合併には複数の会社が関与するということでしょうか？）。個性的な登場人物たち、いろんな裏切りとウソ、女同士の関係に注目の映画です。
（予告編：YouTubeより）
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