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鉄板映画:ハリソン・フォード特集(7)「無実の医者&国連ビル事件の容疑者」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」有名作とそのスピンオフ作。死刑を宣告された医者が無実を証明しようとする『逃亡者』、連邦保安官がある事件の逃亡者を追う『追跡者』を紹介します。

『逃亡者』(The Fugitive)

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映画チラシ

1.ストーリー
死刑を宣告された医者が無実を自分自身で証明しようとする。
(1993年公開)

2.キャスト
ハリソン・フォード(医者)
トミー・リー・ジョーンズ連邦保安官

3.注目のシーン
①主役
外科医のリチャード・キンブル(ハリソン・フォード)。「義手の男」に妻を殺害される悲劇。警察に事情聴取され、裁判にかけられてしまう。無情にも「妻殺し」で有罪判決。護送中、列車と衝突。「逃亡者」となり、無実を自分自身で証明しようとする。

②悪役
「義手の男」&黒幕。キンブルを陥れようとする。その正体、理由がこの映画のクライマックス。

③逃走
キンブルが逃走するシーンが映画的な見せ場。ジェラード連邦保安官トミー・リー・ジョーンズ)に追われながら記憶を頼りに「無実の証拠」を探すキンブル。病院、トンネル、ダムのシーンが緊迫感。

4.感想
有名なテレビシリーズをリメイクした作品。ストーリーはおなじみ。罠を仕掛けられた医者キンブルが逃亡しながら無実の証明と真犯人の追跡を目指すというもの。護送車と列車が衝突するシーン、キンブルがダムに追い込まれるシーンが特に有名。ヒゲを剃ったためエレベーターで一緒になっても警官たちがキンブルに気付かない、といったツッコミどころもあったりする作品。「捜査員の追跡をかわす緊迫感」が売り物の映画。身近にいる「汚い裏切者」にも注目です。

作品情報:各種資料より
・脚本を読んだハリソン・フォードはジェラード役を希望したとか
・1998年の『追跡者』はその後のジェラード連邦保安官を描いたもの
レスリー・ニールセンの『裸の銃を持つ逃亡者』は『逃亡者』のパロディ作品

(予告編:YouTubeより)

www.youtube.com

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『追跡者』(U.S. Marshals)

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映画チラシ

1.ストーリー
連邦保安官がある事件の逃亡者を追う。
(1998年公開)

2.キャスト
ウェズリー・スナイプス(謎の男)
ロバート・ダウニー・Jr外交保安局捜査官)
トミー・リー・ジョーンズ連邦保安官

3.注目のシーン
①主役
レッカー車を運転中に事故を起こすシェリダン(ウェズリー・スナイプス)。「前」のある銃を所持していたため、逮捕。囚人として飛行機で護送されるが、機が墜落するハプニング。

②キャラ
逃亡したシェリダンを追う連邦保安官のジェラード(トミー・リー・ジョーンズ)。ジェラードのチームに入ってシェリダンを追うロイス外交保安局捜査官(ロバート・ダウニー・Jr)。

③謎
シェリダンは「ワケあり」な男。「国連ビルでの殺人事件」に関係。そのため、命を狙われて戦うハメに。シェリダンがビルからジャンプするシーン、病室での戦いに注目されたい。

4.感想
ハリソン・フォード『逃亡者』のキャラ「ジェラード」が登場する作品。「スパイ活動」がテーマのサスペンス&アクション。スナイプスがアクションを担当、トミー・リー・ジョーンズはまたしても追い掛ける役。スナイプス演じる「シェリダン」は「ワケあり」の男。ある事故がキッカケで追及される立場に。「シェリダン」とは何者なのか? 国連事件とシェリダンの関係は? スリリングなアクション、ストーリー展開が素晴らしい作品。しかしながら、「真相」を知らずに利用されたうえにシェリダンに逃げられてしまうジェラードのチームは少し間が抜けている感じ。そういうツッコミどころや笑いのシーン(チキンのかぶり物で捜査するジェラード)もある映画。『逃亡者』とセットで観るのがオススメです。

(予告編:YouTubeより)

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