「鉄板映画：人気スター映画のブログ」潜入捜査官が刑務所で起こる連続凶悪事件を調査する『ブルージーン・コップ』、双子の兄弟が親の敵と戦う『ダブル・インパクト』を紹介します。
『ブルージーン・コップ』（Death Warrant)
１．ストーリー
捜査官が刑務所に潜入し、連続凶悪事件を調査する。
（1990年公開）
２．キャスト
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム（捜査官）
シンシア・ギブ（連絡係）
パトリック・キルパトリック（凶悪犯）
アート・ラフルー（看守長）
３．注目のシーン
①主役
捜査官のルイス・バーク（ジャン＝クロード・ヴァン・ダム）。殺人犯サンドマンに銃弾を何発も打ち込んで逮捕。その後、「面が割れていない」という理由で刑務所での連続凶悪事件を調査する任務に就くことに。
②悪役
刑務所連続凶悪事件の実行犯および黒幕。暴力的な囚人と看守たちの中でバークは事件の真相を探ろうとするが皆、口が固い（「誰も信用するな」というのがその刑務所のルール）。
③キャラ
検事局員のアマンダ（シンシア・ギブ）。潜入捜査するバークを側面からバックアップする役目。しかし、悪質な看守長（アート・ラフルー）らによって屈辱的な目に遭わされてしまう。その他、「牧師」と呼ばれる黒人の囚人、片目の囚人ホーキンズ（ロバート・ギローム）ら。
④アクション
刑務所のあくどい連中とバークの戦いが見せ場。ヴァン・ダムおなじみ高角度キック、パンチ。暴動、因縁の敵との決着戦がクライマックス。ただし、悪党が火だるまになるといった過激なシーンには要注意。
４．感想
捜査官が刑務所に潜入して危険な捜査をするアクション映画。「黒幕は誰？」というサスペンスも加味。しかしながら、「刑務所に潜入する」というのは映画ではありがちなパターンですが、映画やドラマのように刑事が刑務所に潜入するというのは現実に行われているのでしょうか？ しかもこの映画の場合はわざわざ潜入する必要があった？ という気もする。看守や囚人がやりたい放題、黒幕の策略、撃たれまくったのに死んでなかったサンドマン、トレーラーで面会するバークとアマンダ、といったツッコミどころがある映画。ヴァン・ダムが矯正不能な囚人たち（やたら人を襲う。就寝中も油断ならない）に狙われるシーン＆事件の真相、卑劣すぎる悪党にバークが制裁するシーン、シンシア・ギブ（昔は映画雑誌でも人気だった）に注目です。
シンシア・ギブ：『栄光のエンブレム』『ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5』。
（予告編：YouTubeより）
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『ダブル・インパクト』（Double Impact)
１．ストーリー
双子の兄弟が親の敵と戦う。
（1991年公開）
２．キャスト
ジャン＝クロード・ヴァン・ダム（双子）
ジェフリー・ルイス（ガードマン）
フィリップ・チャン（香港ギャング）
３．注目のシーン
①過去
香港。武装グループが実業家のワグナー一家を襲撃。黒幕は裏切り者グリフィスと香港ギャングのボス、ザン（フィリップ・チャン）。ワグナーのガードマン、フランク（ジェフリー・ルイス）が双子の兄弟アレックスとチャドを襲撃から保護。
②25年後
アメリカで空手のインストラクターになったチャド（ジャン＝クロード・ヴァン・ダム）。香港で酒場を経営するアレックス（ジャン＝クロード・ヴァン・ダム）。全く違う人生を歩んできた兄弟が再会。
③アクション
アレックス＆チャドがグリフィス、ザンに報復するシーンが見せ場。港での銃撃戦、ザン一味の襲撃、船での戦い、殺し屋との対決。空手、ガンアクションに注目されたい。
４．感想
ヴァン・ダムが二役を演じるアクション映画。ワグナー一家に悲劇が。生き残ったワグナー家のアレックスとチャドをフランクが保護。性格が違うアレックスとチャド。家族の仇を取るため、香港ギャングの大物ザンを追う。ストーリー的に少し難がある（ような気がする）映画。アクションを素直に楽しむ作品だと思います。クリント・イーストウッドとの共演でおなじみのジェフリー・ルイス。香港が舞台ということで香港映画でおなじみの俳優が出演しています（『五福星』でジャッキー・チェンの上司を演じたフィリップ・チャン、殺し屋役で『燃えよドラゴン』のボロ・ヤン（ヤン・スエ））。
（予告編：YouTubeより）
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