「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:セガール『アウト・フォー・ジャスティス』「凄腕刑事ジーノ」

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」スティーヴン・セガール『アウト・フォー・ジャスティス』の主人公。地元で刑事になったジーノ。同僚を撃った幼なじみを追って、ハードな戦いを展開。そんな「ジーノ」を紹介します。

『アウト・フォー・ジャスティス』(Out For Justice)
(ストーリー)
刑事が犯罪集団を追う。

f:id:wcwgold:20220210234009j:plain

スティーヴン・セガール

ジー
①肩書き
ニューヨーク市警の刑事。ヨーロッパ移民の息子。不良だった時期もあったが、努力して刑事に。
②家族
ヨーロッパ移民の父は刃物職人だったが、悲しい最期。どうやらジーノの両親は共に他界したもよう。妻とは離婚寸前。息子が一人いるが、事件発生で一緒に遊ぶ時間もない状況。
③同僚
相棒のボビー。家族の前で撃たれ、死亡。
④幼なじみ
ボビーを撃ったギャングのリッチーはジーノの幼なじみ。子供の頃からワルだったリッチー。クスリでさらに凶暴化。リッチーの弟ヴィニーも不良だが、気が弱い男。妹は高級レストランを経営しているがガラが悪い。両親はマジメな人で、ジーノは実の親のように慕う。
⑤ギャング
ニューヨークを縄張りにしているドン・ヴィットリオ。その手下フランキー。フランキーもまたジーノの幼なじみ。ジーノは心の中ではヴィットリオを嫌い、ギャングになったフランキーを「人間のクズ」と呼ぶ。
⑥思い出
「ピーノおじさん」の話。9歳の頃、ピーノに映画館に連れていってもらったジーノ。途中で万引き男に遭遇。その男をやっつけたピーノ。幼いジーノにとってピーノは「英雄」に見えた、という。
⑦優しい男
相棒ボビーと共に麻薬取引を監視するジーノ。ポン引き男に女性が痛めつけられているのを見て我慢できず。ポン引き男をぶっ飛ばして、女性を保護。また、車から何かが路上に捨てられるのを目撃、子犬を保護。凶悪犯には容赦しないが、弱いものには実に優しい。
⑧戦い
リッチーとその手下を追うジーノ。カーチェイス、肉屋での戦い、プールバー(ビリヤード場)での乱闘(ダン・イノサントが登場)、自宅を襲撃されるシーン、女の家での戦い。ショットガン、得意の合気道が炸裂する。

コメント
この作品についてはすでに紹介済み。ニューヨークの貧しい地域で育った男たち。刑事になったジーノ、ギャングになったリッチー。似た境遇で育った二人が大人になって対決。アクション映画ながら、悲しい人間関係もキッチリ描かれたシリアスな内容。「ジーノ」というキャラ、更生した者とそうでない者との違い、人間関係、に注目したい傑作です。

goldenmovies.hateblo.jp

(予告編:YouTubeより)

--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
アウト・フォー・ジャスティス [DVD]

この続きはcodocで購入