「鉄板映画:人気スター映画のブログ」脱走した凶悪犯を刑事と囚人が追うアクション&コメディ映画『48時間』、謎の麻薬王を刑事と元囚人が追う『48時間PART2 帰って来たふたり』を紹介します。
『48時間』(48 Hrs.)
1.ストーリー
刑事と囚人が脱走した凶悪犯とその仲間を追う。
(1982年公開)
2.キャスト
ニック・ノルティ(刑事)
エディ・マーフィ(囚人)
ジェームズ・レマー(凶悪犯)
ソニー・ランダム(凶悪犯)
フランク・マクレー(警察署長)
3.注目のシーン
①警察
ストーリー上の主役は刑事のジャック(ニック・ノルティ)。同僚を凶悪犯ギャンズに撃たれて復讐を誓う役どころ。刑事が撃たれた、ということで殺気立つ署内。刑事同士の小競り合いも発生。警察署長役のフランク・マクレー、同僚刑事役のブライオン・ジェームズ(いかつい顔)にも注目。
②囚人
事実上の主役。囚人のレジー(エディ・マーフィ)。実におかしな奴。ビシッとスーツを着て、「でまかせトーク」でピンチを切り抜ける。「白人の店」「黒人の店」でのトーク&ケンカはこの映画の楽しみの一つ。
③悪役
悪役が目立っている映画。凶悪な脱走犯ギャンズ(ジェームズ・レマー)。ギャンズの相棒ビリー・ベア(ソニー・ランダム)。ギャンズの昔の仲間ルーサー(デヴィッド・パトリック・ケリー)。レジーもまたギャンズの強盗仲間だった過去。その時に奪ったカネ(50万ドル)もこの映画の重要ポイント。
④女
犯罪者の近くには女が。ギャンズとビリーのような「ならず者」にも「なじみの女」がいる。レジーにナンパされる女。ジャックと同棲中のエレイン(アネット・オトゥール)。美しい姿を見せる女性も。
⑤銃撃戦
アメリカ映画のアクションと言えば「銃撃戦、カーチェイス、爆発シーン」。この映画ではガンアクションが見せ場。ホテル・駅構内での撃ち合い、最後の決着戦などが大きなアクション的な見せ場。
4.感想
コミカル&迫力の映画。キャラが個性的。刑事はハミ出し刑事(デカ)。囚人は妙によくしゃべる変な奴。悪役は極めて凶暴。刑事&囚人のデコボココンビの活躍が売り物の内容(チョイ役の人たちにも注目されたい)。キャラクター、銃撃戦、刑事と囚人のやりとり(特に笑えるシーン)、テーマ曲("The Boys Are Back in Town")に注目の傑作。続編は荒っぽさが増したアクション指向の作品で、「謎の黒幕」と決着をつける内容。合わせて鑑賞することをオススメします。
ソニー・ランダム:『プレデター』『ロックアップ』
ブライオン・ジェームズ:『レッド・スコルピオン』『スリー・リバーズ』『フィフス・エレメント』
(予告編:YouTubeより)
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『48時間PART2 帰って来たふたり』(Another 48 Hrs.)
(ストーリー)
謎の麻薬王を刑事と元囚人が追う。
(要点)
アメリカ
・砂漠のガソリンスタンドに集まった3人の男
・麻薬王「アイスマン」を追う刑事ジャック(ニック・ノルティ)
・レース場で怪しい男に発砲するジャック
・「アイスマン」の黒人の代理人
・殺し屋に襲撃されるジャック&出所したばかりのレジー(エディ・マーフィ)
・レジーのポルシェ
・酒場のナイフ女
・安ホテルでの銃撃戦
・さらわれるレジー
・「アイスマン」の正体
・銃撃戦
・その後
(コメント)
まさかのパート2。すっかり大物になったエディ・マーフィ。再びニック・ノルティとタッグを組む。謎の男「アイスマン」を追うジャック。「アイスマン」の正体を知っているレジー。前作の悪役ギャンズの弟が登場し、ジャック&レジーを追い詰める。エディのトークとパワーアップした派手なアクションが楽しめる傑作です。
(オススメのシーン)
・バスが横転するシーン
・ラストの壮絶な銃撃戦
・レジーが知り合いに電話してカネを借りようとするシーン
・イヤミな内務調査班の男
・相変わらずなレジー(よくしゃべる。出所したばかりにしてはふっくらして元気そう)
エド・オロス:『レッドブル』『ユニバーサル・ソルジャー』
ブライオン・ジェームズ:『レッド・スコルピオン』『スリー・リバーズ』『フィフス・エレメント』
(予告編:YouTubeより)
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オススメ映画です。