シュワルツェネッガー『レッドブル』に登場するジェームズ・ベルーシ演じる刑事。実によーしゃべる男。空港で女に声を掛け、ソ連から来た警官にジョークを飛ばす。そんな「リジック」を紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」
『レッドブル』(Red Heat)
(ストーリー)
ソ連の警官ダンコ(アーノルド・シュワルツェネッガー)が逃亡した凶悪犯を祖国に連行するためアメリカへ。逃亡されてしまったため、シカゴ警察のリジック(ジェームズ・ベルーシ)と共に悪党を追う。
アート・リジック
①肩書き
シカゴ市警の刑事。気合いで事件に取り組む男。目下の敵は薬物を扱う犯罪組織「クリーンヘッド団」。
②性格
女好き、よくしゃべる(ボクサーに似た犯罪者をののしるシーン、空港で女に声を掛けるシーン、に注目)。負けず嫌いでもあり、「アメリカが一番」と思っている(「世界一の拳銃はマグナム44だよ」など)。
③家族
両親は若くして死去。父は警官だった。妹は離婚。妹の元亭主は慰謝料を払うこともできない状況。
④同僚
相棒ギャラガーは「クリーンヘッド団」に襲撃され、死亡。「デカ長」ストッグス(ラリー・フィッシュバーン)とは折り合いが悪く、警察署長ドネリー(ピーター・ボイル)からは仕事ぶりを批判されてばかり(ドネリーに言わせるとリジックは「ドジを踏む天才」だそうだ)。
⑤仕事ぶり
一応、法は守る主義。アメリカには人権を保護する「ミランダ法」というのがあり、リジックはソ連から来たダンコにそれを説明(ミランダ法が「笑い」になっているシーンもあります)。
⑥ドジ
女装の犯罪者と撃ち合いになったダンコ&リジック。その時の衝撃でリジックはケ○を負傷。看護婦からケ○に思いっ切り破傷風の注射をされるシーンが楽しい(かもしれない)。
(コメント)
この作品についてはすでに紹介済み。性格が違うアメリカとソ連の刑事。さまざまな「違い」が笑いとアクションを生む傑作。アメリカには「ミランダ法」があるため、リジックもムチャなことはできない。その分をダンコがカバー。リジックがトークを担当し、ダンコは犯罪者に容赦無い対応。リジックのトークが面白い映画。TV版の日本語吹き替えで鑑賞するのがオススメ。アクション、トーク、悪役に注目です。
(予告編:YouTubeより)
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