「鉄板映画:人気スター映画のブログ」マーティン・ローレンスと共演。二人組の刑事(デカ)が犯罪グループを追う『バッドボーイズ』、キューバの犯罪グループを追う『バッドボーイズ2バッド』を紹介します。
1.ストーリー
二人組の刑事(デカ)が犯罪グループを追う。
(1995年公開)
2.キャスト
マーティン・ローレンス(刑事)
ウィル・スミス(刑事)
ティア・レオーニ(目撃者)
テレサ・ランドル(妻)
チェッキー・カリョ(犯罪者)
3.注目のシーン
①主役
マイアミ警察のマーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)。マーカスは妻テレサ(テレサ・ランドル)と三人の子がいる「良きパパ」。独身のマイクは10万ドルの車に乗るリッチな奴。一体どこからそんなカネが?
②悪役
フランス人のフーシェ(チェッキー・カリョ)。元警官エディを味方に入れて警察署に保管されている薬物をゴッソリ強奪。ところがエディがヘマをやらかす。奪ったブツを勝手に持ち出して楽しみ、女を呼んで遊ぼうとする。フーシェらがエディ&コンパニオンの女マックスを始末。それをもう一人のコンパニオンの女ジュリー(ティア・レオーニ)に見られてしまう。
③キャラ
「警察署で起こった事件」ということで「内部の犯行」と疑う内部調査の女アリソン(マーグ・ヘルゲンバーガー)。アリソンの態度にイラつきながらもマーカスとマイクに事件の解決を指示するハワード警部(ジョー・パントリアーノ)。
④アクション
マーカス&マイクの銃・車の腕前、腕っぷし、トークを見せる映画。フーシェ一味に襲撃されるシーン、クラブでの捜査(トイレで危機一髪&乱闘)、危険物満載のバンでカーチェイス&大爆発、走って殺し屋を追跡、麻薬取引現場での銃撃戦&追跡劇。
⑤笑い
マックスの仇を討ちたいジュリー。死んだマックスと親しかったマイクを信用。マイクが丁度不在だったため、マーカスがマイクのフリをする。マーカスが取り繕ったり、マイクのオシャレな部屋を勝手に使ったり、その部屋に妻テレサが乗り込んできてあわてたり。笑いのシーンは主にマーティン・ローレンスが担当。
4.感想
マーティン・ローレンスとウィル・スミスが「トークと派手なアクション」で楽しませてくれるアクションコメディ。この二人の軽いノリを楽しめるかどうかでこの映画に対する評価が決まりそう。個性的な二人組の刑事が事件の目撃者をガードしながら悪党と対決する。ティア・レオーニは『ディープ・インパクト』『ディック&ジェーン 復讐は最高!』でもおなじみの美人さん(でも、いつも口が半開き。何故?)。アクションが売り物の作品ですが、マーカスがマイクのフリをするシーン、キャラ(マヌケなコンビニ店主、アパートの受付、デカいハッカー、怒ったら恐いマーカスの奥さん)といった面白演出にも注目です。
テレサ・ランドル:『ビバリーヒルズ・コップ3』(1994年)では、エディ・マーフィ演じる刑事に協力する遊園地のスタッフ役を好演。
(予告編:YouTubeより)
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『バッドボーイズ2バッド』(Bad Boys II)
1.ストーリー
二人組の刑事(デカ)がキューバの犯罪グループを追う。
(2003年公開)
2.キャスト
マーティン・ローレンス(刑事)
ウィル・スミス(刑事)
テレサ・ランドル(妻)
ガブリエル・ユニオン(妹)
ジョルディ・モリャ(犯罪者)
3.注目のシーン
①主役
マイアミ警察のマーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)。アメリカでは密輸麻薬「エクスタシー」が問題に。その取り締まりのため、KKKの集会に潜り込む。
②悪役
キューバ人のタピア(ジョルディ・モリャ)。葬儀社を悪用し、アメリカに「エクスタシー」を持ち込んで荒稼ぎ。薬物を買うのはクラブを経営するロシア人。タピアのカネを狙うハイチ人ギャングも悪役。
③キャラ
前作に続いてマーカスの妻テレサ(テレサ・ランドル)、マーカス&マイクの上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)、デカいハッカーが登場。新キャラはマーカスの妹シド(ガブリエル・ユニオン)。連邦麻薬局(DEA)の捜査官で、兄貴と同様、タピアの組織を追っている。また、マイクと交際しており、そのことは兄貴には秘密にしている。
④アクション
前作と同様、マーカス&マイクがトークをしながら悪党と戦うシーンが見せ場。KKKの集会での銃撃戦&爆発シーン、ハイチ人ギャングとカーチェイス&銃撃戦、キューバでの人質救出作戦(銃撃戦、ラジコン爆弾、バズーカ砲炸裂)、バラック村をぶっ壊し、しつこくマーカス&マイクを追跡するタピアと決着戦。
⑤笑い
マーティン・ローレンスが笑いを担当。家庭用プールで災難、黒人の店をぶっ壊し、証拠のビデオを再生して周囲に白い目で見られる珍シーン、ネズミ退治、葬儀社に潜入(グロテスクなシーンに要注意)など。アクションシーンにも軽妙な笑いが含まれています。
4.感想
パート2。マーティン・ローレンスとウィル・スミスが再び「トーク」と「派手なぶち壊しアクション」で楽しませてくれます。相変わらずな二人組の刑事。国(キューバ)をも味方につける狡猾な犯罪組織をぶっ潰すことができるのか? アクションはド派手。トークは微妙(無駄口も多い)。ジャッキー・チェン『ポリス・ストーリー 香港国際警察』を意識したと思われる「バラック小屋に突っ込むシーン」もある娯楽作。ただし、残酷シーンには要注意です。
(作品情報:各種資料より)
・マイアミ市警の戦術麻薬捜査部隊「TNT」が撮影に協力
(予告編:YouTubeより)
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