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鉄板映画:『007は二度死ぬ』(1967年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントがアメリカの衛星を奪った謎の飛行物体を日本で調査する。ショーン・コネリー主演。丹波哲郎若林映子。昔の日本、巨大な秘密基地が見所の傑作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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1.ジェームズ・ボンドショーン・コネリー
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。奪われた衛星を追跡する任務を課せられる。怪しい島に潜入するため、日本人に変装。日本語はケンブリッジで習った、とか。
(初代ボンド役で有名。他にも『オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック』『メテオ』『アンタッチャブル』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』など『007』以外にもヒット作多数。)

2.Mバーナード・リー
MI6の局長。米ソ戦争を防ぐため、ボンドに衛星盗難事件の調査を命じる。
(『007』の「M」と言えばこの人。1979年の『007 ムーンレイカー』まで「M」役を務めた。)    

3.マネーペニーロイス・マクスウェル
Mの秘書。ボンドを愛する。ボンドとの甘い会話をMに妨害されるのが「お約束」。今作では日本人女性といちゃつくボンドに(少し)嫉妬。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。)    

4.Qデスモンド・リュウェリン
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。今作の秘密兵器は「リトル・ネリー(一人乗り用ヘリ)」。日本まで届けにきて、長旅に疲れた様子。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)    

5.ヘンダーソンチャールズ・グレイ
捜査協力者。ボンドに情報提供。日本に住んで28年。
(後の『007 ダイヤモンドは永遠に』では「ブロフェルド」を演じた。)

6.大里島田テル
大里化学工業の社長。実は犯罪組織「スペクター」のメンバー(いつの間にか日本でも「スペクター」が暗躍。今でも活動しているのだろうか?)。米ソに戦わせて、戦後に「世界の支配者」になろうとするブロフェルドの野望に加担。
(日系アメリカ人。『東京ジョー』、1966年版『バットマン』など)

7.ヘルガ・ブラントカリン・ドール
大里の秘書。殺しも請け負う。
(『怪人フー・マンチュー』『怪人マブゼ博士』)

8.タイガー田中丹波哲郎
秘密警察のボス。移動するときは安全のため、専用の地下鉄を利用。ボンドに日本式のマナーを教える(風呂の入り方、など)。
(テレビドラマ『キイハンター』『アイフル大作戦』『バーディ大作戦』『Gメン'75』。大物の役を演じることが多い。)

9.アキ若林映子
田中の部下。ボンドをフォロー。
(『キングコング対ゴジラ(1962年)』『喜劇 駅前茶釜』、テレビドラマ『ウルトラQ』 第9話「クモ男爵」)

10.キッシー浜美枝
田中の部下。任務のため、ボンドと偽装結婚。田中と共に「スペクター」の秘密基地を攻撃。
(『日本一のホラ吹き男』『がんばれ!若大将』。「ハウス麦茶」のCM)

注目ポイント)宇宙で衛星が奪われるシーン、香港でのボンド(女と銃撃)、潜水艦で「帽子投げ」、東京の街とボンド、相撲観戦のシーン、大里の用心棒(ピーター・メイビア)と対決するボンド、日本式の風呂に入るボンド、追跡車とデカい磁石、神戸港での戦い、「ヘリ vs. ヘリ」の空中戦、ピラニアの池、忍者の訓練、結婚式、ついに素顔を見せるブロフェルド、「スペクター」の秘密基地での大乱戦。

(予告編:YouTubeより)

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