「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『女王陛下の007』(1969年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントが犯罪組織のボスを追って雪山へ向かう。ジョージ・レーゼンビー主演。テリー・サバラスが「ブロフェルド」役。雪上アクション、ボンドの結婚式が見所です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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1.ジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。犯罪組織「スペクター」のボス、ブロフェルドを追う任務を解かれる。捕らえることができず2年もムダにした、というのが理由。
(ボンド役を演じたのはこの作品のみ、ということで逆に有名。これまでに演技の経験が無かったため、格闘シーンでは本当に相手を殴ってしまったとか。『スカイ・ハイ』ほか。)

2.Mバーナード・リー
MI6の局長。ブロフェルド捜索が行き詰まったため、ボンドに休暇を与える。蝶の標本を収集するのが趣味。
(『007』の「M」と言えばこの人。1979年の『007 ムーンレイカー』まで「M」役を務めた。)    

3.マネーペニーロイス・マクスウェル
Mの秘書。ボンドを愛する。ボンドとの甘い会話をMに妨害されるのが「お約束」。今作では、任務の解任に腹を立てて辞職しようとしたボンドを機転を利かせて助ける。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。)    

4.Qデスモンド・リュウェリン
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。今作ではボンドの結婚式に出席。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)    

5.ブロフェルドテリー・サバラス
犯罪組織「スペクター」のボス。ボンドの宿敵。雪山の頂上に謎の研究所を作って悪巧み。
(映画『マッケンナの黄金』、テレビドラマ『刑事コジャック』で有名。ジャッキー・チェンキャノンボール2』での高利貸しの役も印象的。)

6.イルマ・ブント(イルゼ・ステパット)
ブロフェルドの部下。悪事のために集めた美女たちを管理。ボンドにとってはブロフェルド以上に憎い敵となった。
(ドイツの女優。『女王陛下の007』公開直後に死去。これが遺作となった。)

7.トレーシー(ダイアナ・リグ)
伯爵の未亡人。犯罪組織「ユニオン・コルス」のボスの娘でもある。孤独で破滅願望がある。
(『地中海殺人事件』『グッドマン・イン・アフリカ』など)

8.ドラコ(ガブリエル・フェルゼッティ)
犯罪組織「ユニオン・コルス」のボス。合法的なビジネスも営み、組織の規模では「スペクター」を上回る。唯一の悩みが娘トレーシー。娘を幸せにするため、ボンドにトレーシーと結婚するよう求めるが・・・。
(『情事』『天地創造』『ウエスタン』など)

注目ポイント)「トレーシーの用心棒 vs. ボンド」、帽子投げ、Mとボンドの会話、機転を利かせるマニーペニー、金庫を開ける装置、Mの自宅(蝶の標本を収集)、やっぱり女好きなボンド、ブロフェルドの手下を「鬼ババ」呼ばわり(それが後に大変なことに)、スキーでの追跡劇、カーチェイス、雪崩、「ブロフェルド軍団 vs. ボンド軍」、ボブスレー、ボンドの結婚式、新婚旅行へ向かうボンドとトレーシー。

(予告編:YouTubeより)

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