「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『007 死ぬのは奴らだ』(1973年)「主な出演者」と「注目ポイント」

(あらすじ)MI6のエージェントが「カリブ海・小国の首相」と「アメリカ黒人街の大物」の関係を探る。「新ボンド」ロジャー・ムーア。悪役、ブードゥー教、ボートアクションが見所です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

1.ジェームズ・ボンドロジャー・ムーア
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。かなりの女好き。好きな酒はマティーニではなくバーボン。イギリス諜報部員が次々に消された事件を捜査。
(三代目ボンド役で有名。『北海ハイジャック』『キャノンボール』『クエスト』など『007』以外の出演作もオススメ。)

2.Mバーナード・リー
MI6の局長。ボンドに任務を与える。
(『007』の「M」と言えばこの人。1979年の『007 ムーンレイカー』まで「M」役を務めた。)    

3.マネーペニーロイス・マクスウェル
Mの秘書。今作ではボンドの情事をうまくごまかす役。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。)    

4.フィリックス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)
CIA。怪しい独裁者カナンガを監視。敵に出し抜かれるなど少しドジな人。
(『007 消されたライセンス』でもフィリックス役で登場)

5.ペッパー(クリフトン・ジェームズ)
アメリカの保安官。猛スピードで走る黒人の車を追跡。「ベンハー兄ちゃん」「ソ連の黒人」などの傑作なセリフをはく。ボートで疾走するボンドを捕らえようとするが・・・。
(次作『007 黄金銃を持つ男』にも登場。他に『スーパーマンII 冒険篇』)

6.カナンガヤフェット・コットー
カリブ海の小国サン・モニークの首相。何やら怪しいビジネスを展開。CIAに監視されている。
(『特攻サンダーボルト作戦』ではウガンダのアミン大統領の役、『ミッドナイト・ラン』では主人公に出し抜かれるFBI捜査官を演じた。)

7.ビッグ
黒人街の大物。ハーレムの黒人を仕切る。カナンガと付き合いがある。

8.ソリテールジェーン・シーモア
カナンガに保護されている女占い師。ボンドに誘惑されてしまい・・・。
(『シンドバッド虎の目大冒険』『名探偵ベンジー』など)

9.ティー・ヒー(ジュリアス・W・ハリス)
カナンガの手下。ワニに食いちぎられたため、鋼鉄の義手をはめている。
(『サブウェイ・パニック』『エンテベの勝利』など)

10.サミディ(ジェフリー・ホールダー)
カナンガの手下。ブードゥー教の司祭。「呪いの恐怖」で人々を支配して悪事を行う。
(『ドリトル先生不思議な旅』『アニー』など)

注目ポイント)諜報部員が消されるシーン(イヤホン、葬列、ヘビ)、いきなりMが自宅に訪ねてきて焦るボンド、強力な磁石を搭載した時計、個性的な悪役たち(カナンガ以外にも。太った男、タクシー運転手など)、CIAを手伝う女ロージー(グロリア・ヘンドリー)、クオレル・ジュニア(『ドクター・ノオ』のクオレルの息子)、変なカカシ、二階建てバス、飛行場での追跡劇、黒人の店でテーマ曲を歌う女(パンチのある歌声)、ワニ園のシーン、ボートでの逃走、ペッパー保安官(キャラ、セリフ、ドジっぷり)、爆発シーン、地下施設での戦い、列車での対決、ラストシーン(ワハハハハ、と笑う男)、テーマ曲:ポール・マッカートニー&ウイングス "Live and Let Die"。

(予告編:YouTubeより)

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