(あらすじ)MI6のエージェントがシリコンバレーを破壊してIC産業を牛耳ろうとする男と対決する。ロジャー・ムーア&クリストファー・ウォーケン。女殺し屋などの悪役が個性的な傑作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」
1.ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。今回は、高性能「ICチップ」流出事件の背景を探る任務。
(三代目ボンド。この作品が最後のボンド役。『北海ハイジャック』『キャノンボール』『クエスト』など『007』以外の出演作もオススメ。)
2.M(ロバート・ブラウン)
MI6の局長。ボンドに指令を出す。ボンドやQを軽く見ているような、ちょっと偉そうな感じの男。
3.Q(デスモンド・リュウェリン)
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。支給品をいつもボンドに壊されてウンザリ。今作ではスパイロボットを披露。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)
4.グレイ(ジョフリー・キーン)
国防大臣。今回はソ連がらみの事件ということで登場。
5.マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
Mの秘書。ボンドとの甘い会話を楽しむ。今回は珍しく華やかな服装でボンドたちと競馬場へ。
(『007』の「マネーペニー」と言えばこの人。1985年の『007 美しき獲物たち』まで「マネーペニー」役を務めた。今回が最後の登場。)
6.ゾリン(クリストファー・ウォーケン)
ゾリン産業社長。ソ連から亡命してきたフランス実業界の大物。ICチップ製造、石油・ガスを商う。配下に殺し屋を揃え、悪事を企む。
(独特の表情をした個性派俳優。『ディア・ハンター』での悲惨な役が有名。『戦争の犬たち』『パルプ・フィクション』『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』など)
7.メイデイ(グレース・ジョーンズ)
ゾリンの女で冷酷な殺し屋。背が高く、パワフル。個性的な髪型。
(歌手、モデル、女優。アーノルド・シュワルツェネッガー『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』ほか)
8.ステイシー・サットン(タニア・ロバーツ)
市役所に勤める。地質学の勉強をしている。ゾリンとは因縁がある。
(『ミラクルマスター/七つの大冒険』など)
9.チャック・リー(デビット・イップ)
CIA。ボンドをフォロー。
(テレビドラマで活躍している俳優らしい)
10.ゴゴール(ウォルター・ゴテル)
ソ連の将軍。穏健派。「ゾリンの過去」を知る男。ゾリンの身勝手な行動を批判。
(『007』シリーズでの「ソ連の将軍」役が有名。他に『ナヴァロンの要塞』『レディ・ジェイソン 地獄のキャンプ』)
(注目ポイント)オープニングの氷山でのアクション、Qのスパイロボット、競馬場(マニーペニーらの服装にも注目)、ボンドが探偵を襲った殺し屋を追うシーン(タクシーが半分になるシーンにも注目)、ユーモラスなティベット卿(パトリック・マクニー)、梱包される警備員、ゾリンと馬で勝負、車ごと沈むボンド、ドジを踏むゴゴール将軍(ゴゴールには珍しいユーモラスなシーン)、燃える市役所とエレベーター、はしご車とパトカーのカーチェイス、笑いながら人を撃つゾリン(危ない奴)、飛行船、橋での決闘。主題歌:デュラン・デュラン "A View to a Kill"。DVDにはメイキング(38分)、シリーズの音楽について(21分)、未公開シーンなどが収録されています。
(予告編:YouTubeより)
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