(あらすじ)MI6のエージェントが麻薬王を追う。ティモシー・ダルトン主演。ロバート・デヴィ、ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ザーブ。悪役の存在感にも注目の大作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」
1.ジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。今回は、友人夫婦を襲った麻薬王を私情で追う。
(四代目ボンド。四代目を演じる予定だったピアース・ブロスナンがTV作品に出演することになったため、急遽ボンド役を演じることに。しかし、これが最後のボンド役。『冬のライオン』『フラッシュ・ゴードン』など。)
2.M(ロバート・ブラウン)
MI6の局長。ボンドに指令を出す立場。命令に従わないボンドから「殺しのライセンス」を剥奪。
3.Q(デスモンド・リュウェリン)
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。支給品をいつもボンドに壊されてウンザリ。今作では「休暇」を取ってボンドをフォロー。ほうきをポイッと放るシーンにも注目。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)
4.マネーペニー(キャロライン・ブリス)
Mの秘書。ボンドに恋心を持つ。孤立してしまったボンドが気がかりでタイプミスを連発。
(『007 リビング・デイライツ』に続いて登場の新しい「マネーペニー」。かわいい系の人)
5.フィリックス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)
CIA。麻薬王を追う。結婚したばかり。
(『007 死ぬのは奴らだ』でもライターを演じた)
6.サンチェス(ロバート・デヴィ)
麻薬王。広大な屋敷に住み、自国の大統領ですら自由に操ることができる権力者。銀行とカジノを所有。ボンドとライターに捕らえられてしまうが・・・。
(悪役な風貌。『ゴリラ』でシュワルツェネッガーと共演。『グーニーズ』ほか)
7.ダリオ(ベニチオ・デル・トロ)
サンチェス配下の殺し屋。残忍な殺しを好む男。
(『ザ・ファン』ではロバート・デ・ニーロにナイフで襲われる野球選手を演じた。『トラフィック』『ハンテッド』『シン・シティ』など)
8.クレスト(アンソニー・ザーブ)
サンチェスと組む「麻薬の運び屋」。研究所と海洋調査船を保有。
(『地球最後の男オメガマン』ではチャールトン・ヘストンを襲うウイルス感染者を演じた。『マシンガン・パニック』『マトリックス リローデッド』など)
9.パメラ(キャリー・ローウェル)
CIAに協力する女。元・陸軍パイロット。男にも負けない腕と度胸の持ち主であるが、ボンドを本気で愛し、涙ぐむシーンも。
(リチャード・ギアと結婚していたこともある。『めぐり逢えたら』ほか)
10.謎の男(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)
サンチェスと麻薬取引しようとする男。質問が多く、サンチェスに警戒されてしまう。
(『HACHI 約束の犬』でリチャード・ギアと共演。「ハチに話しかけるシーン」は名シーン。『アート・オブ・ウォー』など)
(注目ポイント)オープニングの銃撃戦とスカイアクション、卑劣な裏切り者(エヴェレット・マッギル:『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』『暴走特急』)とその末路、クレストの研究所での戦い、ヘミングウェー記念館での出来事、海中アクション、セスナ機での戦い、酒場での乱闘シーン、Qの援助(「旅行必需品」持参。カメラ、目覚まし時計、歯磨きチューブ)、忍者、ふくらむクレスト、麻薬工場での対決、タンクローリーを追うボンド、ラストシーン。DVDにはメイキング(32分)、スタントシーンについて(9分)などが収録されています。
(予告編:YouTubeより)
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