(あらすじ)MI6のエージェントが情報の力で世界支配を企む男と対決する。ピアース・ブロスナン&ミシェール・ヨー。リモコン式のBMW、サイゴンでの逃走シーンが見せ場の大作です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」
1.ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント。今回は、英国と中国を争わせて「情報世界」を支配しようとする男と対決。
(五代目ボンド。元々、ロジャー・ムーアの次にボンドを演じる予定だった。何をやってもカッコいい人。シリアスな表情が逆にギャグになるような場合も。『バーチャル・ウォーズ』『ミセス・ダウト』『マーズ・アタック!』など。)
2.M(ジュディ・デンチ)
MI6の局長。ボンドに指令を出す。前作ではボンドたち00スパイを「冷戦の遺物」呼ばわりし、存在を快く思っていない感じであったが、今回はボンドに期待するような言動、雰囲気。
(三代目「M」。『13日の金曜日』のジェイソンのママに似ている。『ムッソリーニとお茶を』など)
3.Q(デスモンド・リュウェリン)
MI6の研究開発課の課長。最新機器・小道具をエージェントに提供。支給品をいつもボンドに壊されてウンザリ。今作ではミサイル付きBMW車、携帯電話(特別製)をボンドに支給。使用後はBMWを「無傷で返してもらいたい」と思っている。
(『007』の「Q」と言えばこの人。1999年の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで「Q」役を務めた。)
4.マネーペニー(サマンサ・ボンド)
Mの秘書。ボンドの考えることは全てお見通し。男には媚びないタイプらしいが・・・。。
5.ウェイド(ジョー・ドン・ベイカー)
CIA。ボンドをフォロー。スカイダイブするボンドを少し不安にさせたりする。
(『007 リビング・デイライツ』『007 ゴールデンアイ』にも登場。『ケープ・フィアー』『ホワイトハウス狂騒曲』『マーズ・アタック!』もオススメ。)
6.エリオット・カーヴァー(ジョナサン・プライス)
「メディアの帝王」。政府関係者ともつながりがある大物。わざと事件を発生させ、それを速報することで「情報世界」をリードしようとしている。
(『未来世紀ブラジル』『RONIN』『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』など)
7.スタンパー(ゲッツ・オットー)
殺し屋。カーヴァーの手下。腕力だけではなく、拷問を好む、ねちっこい性格。
(ドイツの俳優。『ヒトラー 〜最期の12日間〜』など)
8.カウフマン(ヴィンセント・スキャベリ)
法医学者。スタンパーの師匠。得意技は「自殺の偽装(他殺を自殺に見せかける細工)」と「拷問術」。
(個性派俳優。『カッコーの巣の上で』『アマデウス』『バットマン リターンズ』など出演作多数。『ゴースト/ニューヨークの幻』では「地下鉄のゴースト」を演じた。)
9.パリス・カーヴァー(テリー・ハッチャー)
カーヴァーの妻。ボンドとは過去に関係が。再会したボンドに平手打ち(何があったのだろう?)。
(『デッドフォール』でスタローンの勇ましい妹役で出演。『スパイキッズ』など)
10.ウェイ・リン(ミシェール・ヨー)
謎の女。「新華社通信の記者」を名乗ってカーヴァーのパーティーに出席。ボンドの行く先々に出没。
(香港映画のスター。ジャッキー・チェン『ポリス・ストーリー3』では悪の麻薬組織に潜入捜査する役を演じた。『七福星』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』など)
(注目ポイント)テロリストの取引を粉砕(オープニング)、新車(ロケット弾付きBMW)に保険を勧めるオッチャン(Q)、カーヴァーの研究所・ホテル・駐車場での戦い、ボンドとリンがサイゴンで敵に追われるシーン、カーヴァーの工作船での戦闘。DVDにはメイキング(45分)などが収録されています。
(予告編:YouTubeより)
----------
オススメ映画です。