「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介⑤「フランス警察&フランス流子育て」

悪徳警官と新米刑事のコンビをコミカルかつシリアスに描いた『フレンチ・コップス』(1984年)、3人の独身貴族が突然の育児に戸惑う『赤ちゃんに乾杯!』(1985年)を紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

『フレンチ・コップス』(Les Ripoux)1984
「これが噂のウラ・ポリス」
Cast:フィリップ・ノワレ、ティエリー・レルミット

(コメント)
ベテラン刑事ポワロン(フィリップ・ノワレ)と新米フランソワ(ティエリー・レルミット)のコンビ。フランソワは新人でマジメ。ポワロンは「世の中のウラ」を知り尽くしているため、それを悪用。ネコババ、ワイロ、モミ消しなどで「毎日が給料日」といった状況・・・。「警官のウラの世界」を見せるコメディ映画。監督クロード・ジディはあの「ザ・カンニング/IQ=0」を撮った人。悪徳と新米の刑事コンビによる騒動が楽しい映画らしい。「ドタバタ映画」ではなく、主人公の哀感なども描かれ、ラスト・シーンは爽やかな余韻を残す映画、とのこと。派手な爆発シーンもあります。

YouTube)予告編

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『赤ちゃんに乾杯!』(3 HOMMES ET UN COUFFIN)1985年
「男の中の母性愛」
Cast:ローラン・ジロー、ミシェル・ブジュナーアンドレ・デュソリエ

(コメント)
フランス映画最大のヒット(当時)。マンションで共同生活をする3人の独身貴族(プレイボーイ)、ピエール(ローラン・ジロー)、ミシェル(ミシェル・ブジュナー)、ジャック(アンドレ・デュソリエ)。気ままな暮らしを楽しむ3人が赤ん坊を預かることになり・・・。男たちが突然の育児に戸惑うシーンが大ウケした映画。男たちの赤ん坊に対する愛情、働く女の生き様、といった多様なテーマが含まれていたことがフランスで社会現象となるほどのヒットとなった理由。現代でも充分通用する映画なのではないかと思われます。

YouTube)予告編

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どうやらどちらも日本版DVDはリリースされていない様子(とっても残念)。

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