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鉄板映画:80年代傑作映画チラシ&予告編紹介⑥「黒人版ブルース・リー&学生」

ブルース・リーに憧れる黒人青年が活躍する『ラスト・ドラゴン』(1985年)、白人が黒人のフリをする問題作『ミスター・ソウルマン』(1986年)を紹介します。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

『ラスト・ドラゴン』(The Last Dragon)1985年
ブルース・リーになってみせるゾ!」
Cast:タイマック、バニティ、クリス・マーニー

(コメント)
タイマックという黒人俳優が主演している異色のカンフーアクション作。ブルース・リーを崇拝するリーロイ・グリーン(タイマック)。東洋人マスター(トーマス・イケダ)から様々な技を習い、実家のハーレムへ帰る。そこで美しい人気スター、ローラ(バニティ)を助けたことから「ハーレムの将軍」ショーナフ(ジュリアス・J・キャリー3世)と戦うことに・・・。カンフーと美女が売り物の映画らしい。予告編には格闘シーン、ダンス、エディ・マーフィーみたいな人、ロード・ウォーリアーズのホークみたいな髪型の奴、ちょいとした特殊効果。ソウルフルなカンフー映画が観たい人にオススメの映画(かもしれない)。

YouTube)予告編

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『ミスター・ソウルマン』(Soul Man)1986年
「学費は出さぬと親がいう」
Cast:C・トーマス・ハウエル、レイ・ドーン・チョン、ジェームズ・アール・ジョーンズレスリー・ニールセン

(コメント)
マーク(C・トーマス・ハウエル)は裕福な家庭の白人学生。ハーバード大学法学部に合格したが、親が学費を出せない状態に。そこでマークは日焼け薬を使って黒人に変身。黒人のみに適用される奨学金をもらうことに成功したが・・・。問題作。しかしながら、人種の問題を扱った「考えさせられる映画」として評価する人も。一見、カッコいい「黒人」だが、どんくさいマークはアレコレやらかす。そういった珍シーンが面白い(かもしれない)映画。黒人学生の役で『コマンドー』のレイ・ドーン・チョン、教授の役で『星の王子 ニューヨークへ行く』のジェームズ・アール・ジョーンズが登場。『裸の銃を持つ男』のレスリー・ニールセンもチョイ役で出演。

YouTube)予告編

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Amazonショッピングサイトへのリンクです。どうやら『ラスト・ドラゴン』の日本版DVDはリリースされていない様子(とっても残念)。

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