「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ベスト・キッド』「十大見せ場&ツッコミどころ紹介」 

ノリユキ・パット・モリタラルフ・マッチオが師弟を演じる青春カラテ映画(1984年公開)。じいちゃんなのに強い「ミヤギ」、悪党なのに妙に魅力的な「コブラ会」に注目です。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

あらすじ
高校生が転校先で地元のカラテグループに狙われる。

1.主役
感動的なシーンもある名作。しかし、「珍演出」が多い作品でもあります。ストーリー上の主役は高校生のダニエル・ラルーソ(ラルフ・マッチオ)。カラテの経験がある、ということで不良に勇敢に立ち向かうが・・・。

2.師匠
ダニエルが住む(ボロ)アパートの管理人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)。蛇口を直してもらいたいダニエルだが、ミヤギは箸でハエを捕らえるのに忙しい(箸でハエ? 汚い。「日本人はこんなことをするヘンな奴ら」だと西洋人に勘違いされたくないですね)。

3.ヒロイン
こういう「格闘モノ映画」には美女が必須。ビーチでサッカーをするダニエルがかわいいアリ(エリザベス・シュー)に一目惚れ。アリは笑顔が実にまぶしい、いかにも「アメリカ美人」といった感じの子。

4.不良
ダニエルとアリがエエ感じになってるのが気に食わないジョニー(ウィリアム・ザブカ)。アリの元恋人であるジョニーはアリにしつこくつきまとい、止めに入ったダニエルをカラテで倒す。

5.いらんことしい
「カラテ経験者」ということだけどダニエルはハッキリ言って強くない。「カラテ言うても通信教育やけどな」を地で行くような奴。それなのに仮装パーティーでジョニーとトラブルを起こし、またしてもカラテでボロボロに。

6.決着
ミヤジ、ではなくミヤギが間に入ってダニエルとジョニーの因縁に決着をつけようとする。ジョニーが通うカラテ道場「コブラ会」に抗議。元軍人で大尉だった道場主のクリース(マーティン・コーヴ)とニラみ合うミヤギ。少年たちの問題をカラテ大会での試合で決着をつけることに。

7.レーニン
ダニエルにカラテを教えることになったミヤギ。車のワックスがけ、床板を砂やすりで磨く作業、塀や家のペンキ塗り、ビーチでバランスをとる訓練、打撃練習。「コレがカラテの特訓?」てな感じでダニエルが不服そうな顔をするシーンにも注目。

8.ツッコミどころ
カネ持ちのお嬢様であるアリはダニエルのどこが気に入ったのだろう? 何となくダニエルは遊ばれてるだけのような気がするのは私だけではないはず。アリのラジオを壊すジョニー(短気な馬鹿野郎)。アリのことが好きなら、そんなことは絶対にしないはず。ジョニーも裕福な家庭の子。アリの両親はジョニーと娘に一緒になってもらいたいと思っている(カネしか頭にないんか?)。

9.強さ
驚くべき強さのミヤギ。動きは遅いが、ジョニーら数人の不良を軽くKO。ビーチでは態度が悪いオッサンのビール瓶を手刀でぶった斬る(瓶が固定されていてゴムのように揺れるシーンに注目)。「カラテの達人」というのは年を取ってもそんなに強いものなのだろうか?

10.決着戦
大口叩くわりにはあんまり強くない「コブラ会」。チャド・マックイーン(スティーブ・マックイーンの息子)演じる「ダッチ」はスゴイ目力でダニエルを脅すが、敗北(ドジ)。ジョニーはどの程度の強さか? 既にミヤギには完敗しているが。ダニエルはへっぴり腰。そんな構えでジョニーに勝てるんかいな、という気がした大会決勝戦に注目です。

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