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鉄板映画:『ベスト・キッド4』「十大見せ場&ツッコミどころ紹介」 

あの「ミヤギ」が帰ってきた。両親を亡くして落ち込む女子高生がカラテで立ち直ろうとする青春アクション映画(1994年公開)。じいさんと若いヒラリー・スワンクのコンビが楽しい。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

あらすじ
カラテの達人が両親を亡くして落ち込む女子高生をカラテで元気づけようとする。

1.主役
オキナワから移住し、アメリカで暮らすミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)。大戦に従軍したこともあるミヤギが日系アメリカ兵の式典に出席。戦友の未亡人と再会。彼女の孫娘ジュリー(ヒラリー・スワンク)が両親を事故で亡くして気が荒れているという。

2.悪役
「アルファ・エリート」なる高校の集団。軍人のドゥーガン大佐(マイケル・アイアンサイド)がこのグループを指導。学校内の非行を監視するのが本来の彼らの役割だが、妙に大きな顔したり、ジュリーにしつこくつきまとったり。特に陰湿なのが「アルファ・エリート」のリーダー格、ネッド(マイケル・カヴァリエリ)とかいう奴。

3.同居
ジュリーを落ち着かせるため、ミヤギがジュリーと同居することに(いくら年の差があると言っても「男女」の二人が同居するのはいかがなものか?)。

4.珍シーン
じいさんのミヤギと女子高生ジュリーのコンビが面白い。ジュリーの部屋にノックもせずに入ってしまったミヤギが着替え中のジュリーを見てしまったり。他にも、ミヤギとドゥーガン、ミヤギとブティックの店員のかみ合わないトークも微妙に楽しい。

5.恋愛
傷ついたジュリーにやさしい男子生徒エリック(クリス・コンラッド)。彼は空軍のパイロットになる夢を持っているため、ソリが合わないドゥーガンに妥協して「アルファ・エリート」に入っていたが、脱退。ジュリーをプロム(ダンスパーティー)に誘うが、しつこいネッドが二人を狙う。

6.カラテ
ガソリンスタンドでチンピラがミヤギ&ジュリーに因縁。とっても強いミヤギを見てジュリーはミヤギを尊敬(やられ役のチンピラたちがちょいと情けないシーン)。

7.僧侶
精神の修行をするため、ミヤギがジュリーを僧院に連れていく。そこでジュリーは坊さんたちから生命を尊重すること、精神を集中させる方法を学ぶ。

8.修行
僧院での精神修養に加えて、シリーズおなじみの「ワックスを塗ってふき取る」修行。強くなっていくジュリーを思わず応援したくなるようなシーンが展開される。

9.ツッコミどころ
珍シーンが多いのがこのシリーズの特徴。アメリカの高校のことはよく知りませんが、なぜ軍人が生徒を指導しているのか? ジュリーにしつこいネッド。ジュリーが好きならマトモなアプローチをすればいいのに妙な嫌がらせ(アホすぎる)。僧院で修行するジュリーが岩の上に乗ってバランスの特訓をするシーン。キレイに整備された砂の庭園を踏み荒らして台無しに(そこは立ち入り禁止や)。僧侶が町に出てボーリングを楽しむシーン。目をつぶってボールを投げてストライク連発。ミヤギによると「禅ボーリング」というのだそうだ。

10.対決
最後はカラテで決着戦。「ジュリー vs. ネッド」「ミヤギ vs. ドゥーガン」。「コブラ会」の「ジョニー」がネッド、「道場主クリース」がドゥーガンに置き換わったような感じの勝負。女の子のジュリー相手に劣勢のネッド(なんか情けない奴)。どんな結末に?

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