あの「ポリアカ」軍団がロシアで珍活躍。人気コメディ映画の第七弾でラスト。どこに行ってもどんくさいハリス警部、顔が長い悪役、キュートすきるロシアの巡査部長ら。彼らを改めて紹介。「鉄板映画:人気スター映画のブログ」
(あらすじ)
ゲームソフトを使って世界を支配しようと企むロシアマフィアの男を捕らえるため、「ポリアカ」軍団がロシアで捜査活動をする。
1.エリック・ラサード校長(ジョージ・ゲインズ)
おなじみ警察学校「ポリスアカデミー(ポリアカ)」の人格者。楽天家で、若い訓練生、警官たちを温かく見守る。今回はロシアからの要請でロシアマフィア、コナリの逮捕に協力するためロシアへ。しかしながら、最初からトチり、ロシア側を慌てさせてしまう(何やってんだか)。
2.サデウス・ハリス警部(G・W・ベイリー)
「シリーズの主役」と言ってもいいかもしれない男。エラそうで、エエかっこしい。でも超どんくさい。カッコつけたいけどいつもトチる、かわいそうな人。今回はなぜかラサードと共にロシアへ。ロシアでもどんくさいハリス。コナリをカッコ良く逮捕しようとして珍シーンの連発(今作では大ドジキャラの「プロクター」や「ファックラー」が登場しないため、ハリスが「ドジ役」を担当。一人で何やってんだか、といった感じの迷走ぶりを見せてくれます)。
3.ラヴェル・ジョーンズ(マイケル・ウィンスロー)
ポリアカ卒業生。擬音を使う「人間効果音」男。トラブルメーカーだったがマホニーと共にポリアカに入校(マホニーはどこに行った?)。今では立派な(?)警官。ラサードのロシア出張に同行。ロシアでも擬音を使ってイタズラしたりするなど、相変わらず。自転車に乗って少年を励ますシーンが見せ場(かもしれない)。
4.ユージン・タックルベリー(デヴィッド・グラフ)
ポリアカ卒業生。拳銃男。ラサードのロシア出張に同行。ロシアの「ポリアカ」で若手たちに「過剰暴力」について講義。
5.デビー・キャラハン(レスリー・イースターブルック)
ポリアカの女教官。ラサードのロシア出張に同行。そのダイナマイトボディで男たちを悩殺するのが得意技ということで、ロシアでは悪党コナリを誘惑して油断させる作戦で活躍(?)。
6.コナーズ(チャーリー・シュラッター)
ポリアカの劣等生。コンピューターやゲームには詳しいが高所恐怖症。警官一家であるため、何とか頑張って警官になろうとする。本来ならロシアには別のポリアカ訓練生が行くはずだったが、コンピューターをいじったため、コナーズがラサードに同行することに。
7.コンスタンチン・コナリ(ロン・パールマン)
ロシアマフィア。顔が長い。かつてアメリカに悪事の拠点を作ろうとしたがラサードに阻止された。今は、人気ゲームソフトにあるコードを仕込んで世界中の銀行システムに侵入しようと企む(そんなことできるんか?)。そのためオタクっぽいプログラマーを監禁し、システムを開発させる。手下はワルだが、コナーズに殴り倒されたりするなど、ちょっと頼りない連中。
8.カトリーナ巡査部長(クレア・フォーラニ)
モスクワ署の署員。世界一美しい警官(?)。休暇をもらえるはずだったがポリアカ軍団の通訳を務めることに。ウンザリしながらもコナーズとの会話で不満が少し解消されている様子。
9.ユーリ・タリンスキー(グレッグ・バーガー)
モスクワ署の署員。ポリアカ軍団をサポートするのが役目。しかしながら、どんくさいポリアカたちにイライラ。ガマンして平静を装うが、ついにホンネをぶちまけてハリスと口論したりする。
10.ラコフ警察署長(クリストファー・リー)
モスクワ署の署長(ちょっとドラキュラっぽい)。コナリを逮捕したいが悪事の証拠を見つけられないため苦労している。ラサードを空港で出迎えるシーン、意外にドジなシーン、ジョーンズに(ちょっとした)イタズラをされるシーンなどが見せ場。
(最後に)
シリーズのラスト作。今回は舞台がロシアということで、ポリアカ軍団の数は少な目。プロクター、ファックラー、フックス、ハイタワーなどは不参加(マホニーが特別出演していたら楽しかっただろうなー)。個人的にこの作品が好きな理由はクレア・フォーラニ。世の中にはこんなに美しい人がいる、といった感じの美人さん。休暇を取り消されてムカッとしながらも笑顔で職務を担当するカトリーナに注目。彼女がジャッキー・チェンと共演した『メダリオン』(2003年)もオススメです。
(YouTube)
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
ポリスアカデミー777 モスクワ大作戦! ! [Blu-ray]