「鉄板映画:人気スター映画のブログ」スイカ農家の男が凶悪犯グループに命を狙われるアクション映画。つまらん争いが大事件に発展。銃撃戦、カーチェイス、気が強いメキシコ女に注目です。
1.ストーリー
スイカ農家が殺し屋につきまとわれてしまい・・・。
2.キャスト
チャールズ・ブロンソン(スイカ農家)
リンダ・クリスタル(女)
ポール・コスロ(チンピラ)
アルフレッド・レッティエリ(殺し屋)
3.注目のシーン
①主役
主役は「スイカ」と言ってもいいぐらいスイカがテーマの映画。タイトルは『マジェスティック』。主人公の名前。過去に逮捕歴、離婚歴があるマジェスティック。ベトナムではレンジャー部隊の指揮官だったこともある男。そんな彼が現在最も気にしているのは「スイカの収穫」。160エーカーの彼の農地では大きくなったスイカが収穫を待っています。
②悪役
マジェスティックの農地で勝手に収穫作業をするボビー・コーパス(ポール・コスロ)とかいうバカ野郎が全てのキッカケ。ショットガンでマジェスティックを脅すコーパス。逆に取り上げられてマジェスティックにぶっ飛ばされる。それを逆恨みしたコーパスが訴え、マジェスティックは逮捕(理不尽すぎる)。留置所で知り合った殺し屋フランク・レンダ(アルフレッド・レッティエリ)をぶん殴ったことからレンダ一味とマジェスティックの戦いが始まります。
③キャラ
マジェスティックの優しさに引かれる女ナンシー・チャベス(リンダ・クリスタル)。過去にも苦しい出来事がいっぱいあったナンシーは逃げるどころか、レンダと戦うマジェスティックをフォロー。美しく勇ましい女だ。
④アクション
銃の腕前と腕っぷしが自慢のマジェスティック。ヘンなチンピラをショットガンでビビらせ、誰もが恐れる凶悪犯を素手でぶっ飛ばし、カーチェイスもやるし、許せるレベルを超えた奴には容赦なく銃弾を食らわす。そんなマジェスティックの戦いぶりに注目。また、マジェスティックとレンダが乗った護送車をレンダの手下が襲撃するシーンもかなりの迫力。
4.感想
「スイカの収穫をめぐる争い」から大事件へ。正当防衛なのに逮捕されてしまうマジェスティック。護送車で逃走したのにその罰は無し。筋が通らないことをするうえに、悪役にやられて全く役に立たない警察(ブロンソンが戦う映画なので、ヘンに活躍されても困りますけど)。軍隊の教官だった男(マジェスティック)が今ではスイカの栽培に全力を注いでいる、という設定(ブロンソンとスイカ。イメージにピッタリ)。そんなツッコミどころもある映画。腕っぷしが強いマジェスティック。「スイカの恨み」を晴らすシーンがエキサイティングな傑作です。
(YouTube)
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