「鉄板映画：人気スター映画のブログ」イスラエル軍が過激派に捕らえられた人質を救出する実話モノ映画。ウガンダでの秘密作戦、コットー演じるアミン大統領に注目です。
１．ストーリー
旅客機が過激派にハイジャックされ、捕らえられた人質をイスラエル軍が救出しようとする。
２．キャスト
チャールズ・ブロンソン（軍人）
ジョン・サクソン（軍人）
ジェームズ・ウッズ（軍人）
ロバート・ロッジア（軍人）
ヤフェット・コットー（アミン）
３．注目のシーン
①実話
1976年に起こった実話を映画化したもの。パレスチナ解放人民戦線が手榴弾と銃で民間機をハイジャック。イスラエルとフランスに恨みを持つ過激派がイスラエルが拘束している仲間の釈放を要求。ウガンダ、エンテベ空港に監禁される人質。事件の仲介役として存在をアピールするアミン大統領（ヤフェット・コットー）。イスラエルのダン・ショムロン准将（チャールズ・ブロンソン）率いる人質救出部隊が空港を奇襲攻撃する・・・。
②キャスト
緊迫した人質救出作戦が見せ場の映画。ブロンソンは人質救出作戦「サンダーボルト作戦」全体を指揮するイスラエルの軍人役。イスラエル軍の役でロバート・ロッジア（『スカーフェイス』『私立ガードマン/全員無責任』）、ジョン・サクソン（『シノーラ』『燃えよドラゴン』『エルム街の悪夢』）、ジェームズ・ウッズ（『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、シルヴェスター・スタローン『スペシャリスト』）、ほか。
③アミン
ウガンダのアミン大統領を演じるヤフェット・コットー。『007 死ぬのは奴らだ』『バトルランナー』『ミッドナイト・ラン』でおなじみ。アミン役を本物に負けないぐらいの貫禄で演じた。わざとらしい笑顔で人質と会話するシーン、得意の演説を邪魔されてムカついた表情になるシーン、「ショロム」を連発するシーンに注目（「ショロム」とは「こんにちは、さよなら」を意味するユダヤ人の言葉）。
④アクション
人質解放をめぐる交渉など、緊迫感で勝負する映画。派手な戦闘シーンはラスト20分ほど。ブロンソンは指揮官の役なので、派手に暴れ回るシーンは無し（残念？）。イスラエルの特殊部隊が空港を奇襲するシーン、追跡を逃れるために破壊工作をするシーンが迫力。
４．感想
2時間30分ほどの実話モノ映画。実話なのでストーリー・結末は周知の事実。誰が何の役を演じるか、が見所。一押しはヤフェット・コットーの「アミン」。歴史上の人物でヤバイ噂がいっぱいの人（アミン本人によると「（そんなウワサは自分を陥れようとしている者によるもので）全てデタラメだ」）。コットーの怪演技に注目。ラビン首相役のピーター・フィンチ、ヨナタン・”ヨニ”・ネタニヤフ役のスティーヴン・マクトも印象的。「サンダーボルト作戦」、アミン大統領、戦闘シーン、人質と隊員の明暗、が見せ場です。
（YouTube）
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