「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『007 ドクター・ノオ』(1962年:ショーン・コネリー、ジョゼフ・ワイズマン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」MI6のジェームズ・ボンドがジャマイカで「ミサイル妨害電波」の謎を追うスパイ・アクション映画。謎の男「ドクター・ノオ」、「竜」に注目です。

1.ストーリー
MI6(英国秘密情報部)のエージェントがジャマイカで同僚が殺害された事件を追う。

2.キャスト
ショーン・コネリー(MI6)
バーナード・リー(MI6)
ロイス・マクスウェル(MI6)
ウルスラ・アンドレス(美女)
ジョゼフ・ワイズマン(悪役)

3.注目のシーン
①主役
ショーン・コネリー演じる「ジェームズ・ボンド」。MI6のエージェント。愛用の銃はベレッタ。ジャマイカで同僚ストラングウェイズと秘書が殺害され、その調査に向かう。

②悪役
謎の島「クラブ・キー」で何かをやっている「ドクター・ノオ」と呼ばれる男(ジョゼフ・ワイズマン)。島に近づく者には「竜」が歓迎することになっている。

③キャラ
後に長寿シリーズになる映画。一作目から既にキャラ設定が完成。MI6の局長「M」役はバーナード・リー。Mの秘書「マネーペニー」はロイス・マクスウェル。CIAのフィリックス・ライター(ジャック・ロード)。ボンドの捜査に協力する「クオレル(ジョン・キッツミラー)」。ノオの命令でボンドの命を狙う怪しい鉱物学者「デント(アンソニー・ドーソン)」。

④アクション
カーチェイス(「合成映像」もあり)、デントをボンドが待ち伏せするシーン(「スミス&ウェッソンは6発だよ」)、ノオの基地での破壊工作(ハンドルぐるぐる)、ほか。

⑤演出
最初に登場する「盲目の殺し屋」が実に個性的(「怪しい敵」が登場するのがこのシリーズの特徴)。威厳のある「M」(ボンドからベレッタを取り上げる)。トランプで勝つボンド(いつも勝つ。負けることはないのだろうか?)。マネーペニーとボンドの甘い会話(マネーペニーを「政府の所有物」として扱う紳士なボンド)。毒グモ。「竜」の攻撃。放射能を洗い流すシーン。ボンドのスパイらしい行動(髪の毛で侵入者を警戒、相手のワナにわざと引っかかる)。

4.感想
「大作」として後にシリーズ化する『007』の第一作目。元々のタイトルは『007は殺しの番号』。ジャマイカが舞台。エピソードも豊富。第一弾から最高傑作。MI6のメンバー、ボンドガール、個性的な悪役、世界の有名都市、センスのある演出・セリフ、アクションなど見せ場がたくさん。最初に登場するのが「殺し屋」というのもシリーズの雰囲気を盛り上げています。ボンドとCIAのフィリックス・ライターはこの作品が初対面(という設定)。「ドクター・ノオ」とは何者なのか? ジャマイカの美しい海、謎の人物(勝手にボンドを撮影する怪しい女、総督官邸に勤める怪しい女)にも注目。DVDにはメイキング(43分)、監督テレンス・ヤングについて(17分)の特典映像が収録されています。

(予告編:YouTubeより)

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