「鉄板映画：人気スター映画のブログ」予算不足で二つの警察学校のうち一つが廃校になってしまうコメディ映画。母校を救うため、「ポリアカ」卒業生たちが新入生を指導するパート３です。
１．ストーリー
二つの警察学校が存亡をかけて競い合う。
２．キャスト
スティーヴ・グッテンバーグ（警官）
ババ・スミス（警官）
デヴィッド・グラフ（警官）
マイケル・ウィンスロー（警官）
アート・メトラーノ（校長）
ジョージ・ゲインズ（校長）
３．注目のシーン
①主役
今回は警察学校同士の対決。予算の関係で二つの警察学校のうち一つを廃校にすることに。一つはラサード校長（ジョージ・ゲインズ）の学校。あのマホニー（スティーヴ・グッテンバーグ）らを生み出し、このシリーズの舞台となってきたところ。もう一つはマウザー校長（アート・メトラーノ）の学校。パート２では16分署の署員だったマウザーが今作ではなぜか警察学校の校長に（配置転換？）。
②悪役
マウザー校長。何ともイヤミな男。人格者のラサードとは大違い。マウザー＆腰巾着な部下プロクター（ランス・キンジー）の漫才コンビ、一作目のブランクス（ブラント・ヴァン・ホフマン）＆コープランド（スコット・トムソン）のドジ警官コンビがラサード校を陥れようと（ムダに）頑張る。
③キャラ
ラサード校の新人を指導するのはマホニー、デカいハイタワー（ババ・スミス）、「拳銃男」タックルベリー（デヴィッド・グラフ）、「人間効果音」ジョーンズ（マイケル・ウィンスロー）、声が小さいフックス（マリオン・ラムジー）といったおなじみの人たち。新入生は、前作の悪役ゼッド（ボブキャット・ゴールドスウェイト）、ゼッドに散々イヤガラセされたスウィートチャック（ティム・カズリンスキー）、日本からの交換留学生ノガタ（ブライアン・トチ）、タックルベリーの義弟、大ドジ男ファックラーの妻、ほか。
④演出
個性的なキャラが笑いを取る映画。オススメはマウザー＆プロクター。何とかしてラサード校に勝ちたいマウザー。しかし「イジワルな奴はイタズラで仕返しされる」のが『ポリアカ』シリーズ。イヤミなマウザーにマホニーがイタズラ。プロクターにもイタズラ。ホテルの廊下に裸で閉め出されたプロクターがなぜか外に出て、あの「ブルーオイスター」に迷い込んでしまうシーンが傑作。
４．感想
アメリカらしい（？）映画。「世界一の国」であるはずのアメリカがなんと財政難（余計なことにカネを使いすぎたか、不景気だからなのかは知りませんが）。審査員たちがどちらが優秀な学校かを調査して二つの警察学校のうち一つを廃校にすることに。個性的な人たちが多いラサード校。マウザー校はいかにも「警察学校」という感じの青年たちが多い（元々ノガタはマウザー校で研修するはずだった。マウザーに追放されてラサード校へ）。ドジなラサード校の人たち。杓子定規なマウザー校の生徒たち。そんな状況で事件発生。どちらが活躍し、存続するのか？ 個性的なメンバーのドジっぷり、マヌケなイタズラ、ブルーオイスターが楽しい内容。好きなキャラ、ギャグを見つけて自由に楽しむ映画です。
ボブキャット・ゴールドスウェイト：『3人のゴースト』『ER緊急救命室』ほか。
（YouTube）
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