「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『裸の銃を持つ男 PART2 1/2』(1991年:レスリー・ニールセン、ジョージ・ケネディ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」どんくさロス市警が「アメリカのエネルギー政策にからむ陰謀」を追うコメディ映画。連発される大ボケギャグ、ソックリさんに注目です。

1.ストーリー
ロス市警の超ドジ刑事が「アメリカのエネルギー政策にからんだ爆弾事件」を捜査する。

2.キャスト
レスリー・ニールセン(刑事)
ジョージ・ケネディ(刑事)
O・J・シンプソン(刑事)
プリシラプレスリー(博士の秘書)
リチャード・グリフィス(博士)
ロバート・グーレ(石油会社社長)

3.注目のシーン
①ソックリさん
「ソックリさん」で楽しませるシリーズ。今回はブッシュ大統領夫妻。ホワイトハウスでの晩餐会に出席したフランク。バーバラ・ブッシュをズッコケさせたり、ぶっ飛ばしてしまったり。

②主役
レスリー・ニールセン演じる大ドジ刑事「フランク・ドレビン」。自然にドジる天然な男。晩餐会のシーン、動物園の壁をぶっ壊すシーン、博士に大ケガさせてしまうシーン。今回も相変わらずドジったり、元恋人ジェーンとモメたり。

③登場人物
このシリーズのレギュラー、ジョージ・ケネディO・J・シンプソンプリシラプレスリー。今回はケネディ演じる刑事「エド」が「裸の銃を持つ男」。シンプソンは今作でもエラい目に遭ってしまう役どころ(バスに挟まってデトロイト行き)。リチャード・グリフィス演じる「マインハイマー博士」は重要な役どころ。アメリカの今後のエネルギー政策の鍵を握る男。あくどい連中が博士を狙う。博士を守ろうとするフランクがドジるシーンが楽しい。ロバート・グーレ演じる「ハプスバーグ」が今回の悪役。フランクとのマヌケな対決に注目。ちなみにグーレはこの映画のTV版『フライング・コップ』にもチョイ役出演。そちらも鑑賞したいところ。

④演出
ギャグを詰め込んだ映画。映画のパロディ(『カサブランカ』『ゴースト/ニューヨークの幻』など)、ドジ系のギャグ、ベタなギャグ。フランク以外にも部長のエドジョージ・ケネディ)、ノードバーグ刑事(O・J・シンプソン)らがドジるシーンにも注目。

4.感想
まさかの第二弾。一作目のヒットで製作陣の気合いが入ったのか、細かいギャグをいっぱい盛り込んだ意欲作。前作では「世界の要人」が大勢出演していたのに比べると今回はちょっとスケールが小さい印象も。基本ストーリーは「フランク&ジェーンの関係」。前作で愛を確認したのにいつの間にか別れているフランク&ジェーン(『カサブランカ』のパロディをやりたいから、「別れた」設定にしたのかな?)。ハプスバーグとジェーンの熱い関係に嫉妬するフランク。二人の関係はどうなるのか? 「笑いどころ」としてはホワイトハウスでの晩餐会、研究所爆破事件の現場検証をするフランク、ノードバーグ刑事が連続ドジでデトロイトへ行くシーン、フランクが戦車で動物園の壁をぶちこわすシーン、さらわれたマインハイマー博士がフランクのせいでボロボロになるシーン、マインハイマーの演説会にフランクやエドらが潜り込むシーン。前作同様、一回目はストーリーを楽しむ。二回目は(画面の隅っこの方まで見ていないと気付かないような)細かいギャグを探しながら見るのがオススメ。何回観ても楽しめる内容になっています。

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