「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『裸の銃を持つ逃亡者』(1998年:レスリー・ニールセン、リチャード・クレンナ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」人気バイオリニストが無実を証明するため一人で証拠を集めようとするコメディ映画。あの『逃亡者』をギャグ化。珍シーンに注目です。

1.ストーリー
人気バイオリニストが無実の罪で有罪になったが、護送車から逃走する。

2.キャスト
レスリー・ニールセン(バイオリニスト)
リチャード・クレンナ(警部補)
ケリー・ルブロック(富豪の妻)
メリンダ・マックグロウ(画家)
マイケル・ヨーク(富豪)
サンドラ・バーンハード(医者)

3.注目のシーン
①主役
ハリソン・フォードトミー・リー・ジョーンズの『逃亡者』を「笑い」にした映画。『逃亡者』のハリソン・フォードは医者の役でしたが、レスリー・ニールセンはバイオリニスト「ライアン」。「富豪殺し事件」の犯人として刑務所に送られることになったライアン。護送車が事故。自身の無実を証明するために逃走する・・・。

②悪役
ライアンのスポンサーでもある富豪のグッヒュー(マイケル・ヨーク)が何者かに撃たれて死亡。犯人は複数。一体何者で、何が狙いなのか? 

③キャラ
いろんなキャラが登場。グッヒューとその妻ローレン(ケリー・ルブロック)。グッヒューの肖像画を描いている画家キャス(メリンダ・マックグロウ)。逃亡するライアンを追うファーガス警部補(リチャード・クレンナ)、部下のオロノ(ベン・ラトナー)&バグリー(レスリー・ジョーンズ)。国連総長のマッキンタイヤー。やや複雑な人間関係もあります。

④笑い
「ウケ狙い」の映画。一応ストーリーもありますし、いろんなキャラが出てきますがそれらは全て笑いを取るためのもの。映画のパロディ、珍演出が次から次へと。面白いシーンもあれば、完全にスベってるのも。オススメなのは、ライアンが自分の手配書が出回っていることに気付くシーン(なんとかゴマかしてその場を去ろうとする)、オムツ回収車に乗って逃走するシーン(ニオイがついて「悪臭男」になってしまう)、病院のデータ室に侵入するシーン(トム・クルーズミッション:インポッシブル』のパロディ)。

4.感想
単に楽しむだけの映画。「ストーリーがどうのこうの」とか、「演出がどうの」といった批評は一切無用です。なぜかワナにハメられてしまうライアン(犯人グループがライアンをなぜ犯罪者に仕立て上げたのかはよくわかりませんでしたが、これは単に『逃亡者』のパロディをやりたいだけの映画。細かい理由はどうでもいいのです。たぶん)。無実を証明するために逃亡。ライアンを追うファーガス警部補役でリチャード・クレンナ(何かスベってる感じ。この人はコメディには向いていないような気がする)。逃亡&追跡を楽しむサスペンス風味のコメディ。「謎の女」とかも出てきますが、多少意味がわからなくても「連発ギャグ」を軽い気持ちで鑑賞すればいいのではないかと。面白いシーンもあれば、ワザとらしいギャグも。ラストの戦闘では派手な爆発シーンもあります。タイトルが『裸の銃を持つ逃亡者』。「裸の銃を持つシーン」なんて無かったような気がする(『裸の銃を持つ男』には「裸の銃を持つシーン」がちゃんとありましたが)。面白いシーンを自由に楽しむ作品。笑ったり、ツッコんだりして鑑賞するのがオススメです。
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