「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

名作映画全集。ジャンルを問わず多くの作品を紹介。全記事無料です。

鉄板映画:『K-9/友情に輝く星』(1989年:ジェームズ・ベルーシ、ケヴィン・タイ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」犯罪者を追う刑事が妙な警察犬とタッグを組むアクション&コメディ映画。刑事と犬のやりとり、カーチェイスなどのアクションに注目。

1.ストーリー
サンティアゴ警察の刑事が狡猾な犯罪者を捕らえるため警察犬を借りようとするが・・・。

2.キャスト
ジェームズ・ベルーシ(刑事)
メル・ハリス(刑事の恋人)
エド・オニール(刑事)
ケヴィン・タイ(犯罪者)    

3.注目のシーン
①主役
サンティアゴ警察の刑事ドゥーリー(ジェームズ・ベルーシ)。クスリの捜査のため警察犬を使おうとするが、「無許可で貸し出しできない」と言われてしまう。ようやく借りることができたのが「ジェリー・リー」という名の犬。優秀だけどちょっとしたノイローゼ、とのこと。ドゥーリーの命令なんかちっとも聞かないジェリー。こんな犬、何の役に立つというのか?

②悪役
ドゥーリーが追い続けているのは大物のクスリの売人ライマン(ケヴィン・タイ)。証拠をつかませない狡猾さを持つ実にふてぶてしい男で、「捕まえてみろ」などとドゥーリーを挑発。豪邸に住み、名士気取りのイヤな奴だ。

③キャラ
ドゥーリーの彼女トレイシー(メル・ハリス)。ドゥーリーの同期であり上司のブラニガン警部補(エド・オニール)。他に、高速道路を走らされる犯罪者フレディ、ドゥーリーと犬のことでモメるサングラスの黒人、怪しいカーディーラー、など。

④アクション
アメリカ映画らしい銃撃戦とカーチェイスが見せ場。ビルとビルの間をドゥーリーとジェリーがジャンプするシーン、ジェリーがワルに噛みつくシーンにも注目。

⑤笑い
ジェームズ・ベルーシがよくしゃべる映画。口が悪いドゥーリー。銃撃されたり、ゲームウォッチで遊んだり、チンピラに脅されたり。ジェリーが自分には懐かず、彼女トレイシーには甘えるのを見てウンザリするシーン、レンタカー屋とのやりとりなど「ドゥーリーが何かとやらかすシーン」が楽しい。

4.感想
1989年の映画。同じ年にはトム・ハンクスの『ターナー&フーチ/すてきな相棒』というコレと同じような「犬が刑事の相棒になる映画」がありました(どちらも刑事と犬が悪党を追う内容。『ターナー&フーチ』は犬がやらかし、『K-9/友情に輝く星』は刑事がやらかす)。一人で大物犯罪者を追うドゥーリー。他の警官たちは何をやってる? という気もしますが、ドゥーリーは一人で敵を追っています。銃撃されたり、敵の豪邸に乗り込んだり。そんな「ハミ出し刑事」と「言うこと聞かない犬」が組んだらどんなことになるか? 元々優秀な二人。結構、活躍。アクション映画ですが、笑いの方に重点を置いた演出。ベルーシ演じる「ドゥーリー」は『レッドブル』(1988年)で演じた「アート・リジック刑事」と似たようなキャラ。ベルーシのトークにも注目のアクション作です。
YouTube

--------------------------------------

Amazonショッピングサイトへのリンクです。

K-9/友情に輝く星 [DVD]

K-9:はみだしコンビ大復活! [DVD]

この続きはcodocで購入