「鉄板映画：人気スター映画のブログ」シリーズ三作目。おなじみドゥーリー刑事と警察犬ジェリー・リーが活躍するアクション＆コメディ映画。謎の犯人を追うシーンに注目。
１．ストーリー
警察を定年退職して探偵になった男が「相棒」と共にコンピューターチップ強盗事件を追う。
２．キャスト
ジェームズ・ベルーシ（探偵）
バーバラ・タイソン（愛犬家）
キム・ハフマン（依頼人）
クリストファー・シャイアー（悪役）
３．注目のシーン
①主役
おなじみ「ドゥーリー＆ジェリー」のコンビ。さすがに年を取ったドゥーリー。警察を退職。同僚も盛大に退職パーティーを開いてくれた。ところが元警察犬ジェリーが強盗事件に気付いて急展開。強盗と撃ち合ったドゥーリーはFBIだけではなく、元同僚からも「容疑者」として扱われてしまう。
②悪役
超高性能のコンピューターチップをある研究所から盗み出そうとした男が悪役。仲間を始末し、偶然チップを手に入れたドゥーリーに手の込んだワナを仕掛ける。
③キャラ
愛犬家のキャサリン（バーバラ・タイソン）から受け取った報酬で探偵業を開いたドゥーリー。最初の依頼人はローラという女性（キム・ハフマン）。なかなかの美人さん。婚約者が消えてしまったため捜してほしい、とのこと。
④アクション
ドゥーリーが「退職した刑事」ということで、派手なアクションは無し。強盗との銃撃戦、怪しい男を階段で追跡するシーン、ラストの決着戦が見せ場。
⑤笑い
ジェームズ・ベルーシが犬を相手にトークする映画。「時にはアドリブでしゃべった」とか。ドゥーリーがジェリーに話しかけるシーン、マヌケなFBI、そっけない元同僚たち、ヘンな犬のブリーダーとのやりとりに注目。ドゥーリーがジェリーに携帯電話の使い方を教えるシーンも面白い（結構重要なシーン）。
４．感想
2002年の映画（一作目は1989年）。あの「熱血デカ」ドゥーリーが退職。これからはのんびり暮らすぜよ、と思ったら・・・。鋭い五感を持つジェリーが事件発見。「超高性能チップ」を狙う悪党と対決するハメに。作風はコメディ。しかしながら、刑事が一般人になったとしても犯罪と無縁な生活ができるとは限らない、という深刻なテーマも感じる演出。何の役にも立たないエラそうな元同僚やFBI。結局は「ドゥーリー＆ジェリー」が活躍。笑い、おかしなキャラ、サスペンスな展開を楽しむ映画です。
（YouTube）
--------------------------------------
Amazonショッピングサイトへのリンクです。
