「鉄板映画：人気スター映画のブログ」バハマの美しいビーチに巨大ホオジロザメが現れ、あの「ブロディ一家」を襲う。サメとブロディ家の抗争を描いたシリーズの完結編。
１．ストーリー
凶暴ザメによってブロディ一家に悲劇が・・・。
２．キャスト
ロレイン・ゲイリー（母）
ランス・ゲスト（長男）
ミッチェル・アンダーソン（次男）
マリオ・ヴァン・ピーブルズ（海洋生物の研究家）
マイケル・ケイン（小型機のパイロット）
３．注目のシーン
①主役
サメとブロディ家の抗争を描いたシリーズの第四弾で完結編。ネタバレを避けるため、ざっくりとした説明。妙にサメと縁があるブロディ一家。エレン・ブロディ（ロレイン・ゲイリー：一作目と二作目にも同役で登場）に悲しい出来事が。気分転換のため、長男マイケル（ランス・ゲスト）が住むバハマに滞在することにしたエレンだが・・・。
②悪役
凶暴ザメ。実にしつこい。どうやら一作目で倒されたサメと関係があるらしい（孫？）。執念深くブロディ一家を襲うシーンが恐怖＆迫力。
③キャラ
アミティ警察の保安官補を務める次男ショーン・ブロディ（ミッチェル・アンダーソン）、マイケルの妻カーラ（カレン・ヤング：『ビッグ・ヒート』『デイライト』ほか）、マイケルのキュートな娘テア（ジュディス・バーシ）。マイケルの仕事仲間ジェイク（マリオ・ヴァン・ピーブルズ）、セスナ機の操縦士（マイケル・ケイン）といったキャラにも大いに注目したいところ。
④演出
シリーズおなじみ「サメが人を襲うシーン」が売り物の映画。バハマの美しい海、人間関係にも注目。
４．感想
シリーズ四作目で、これがラスト（『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』によると「パート19」まで制作されるそうな）。巨大ザメと非常に縁が深いブロディ一家。一作目と二作目ではアミティ警察署長マーティン・ブロディ（ロイ・シャイダー）がサメと戦い、三作目では海中公園「シー・ワールド」で働く長男のマイケルが襲われ、そしてこのラスト。マーティンの妻エレンが家族を襲われて、サメに復讐しようとする内容。しかし、なぜなんでしょうね？「ブロディ家」が行く先々にサメが現れる。しかもホームラン級にデカいのが。まるで「サメの組織」が存在して、最後まで一家に復讐すると決めているかのような襲いっぷり。この作品にもシリーズおなじみのツッコミどころが。船を壊すぐらいデカくてパワーがあるサメがいるということがわかっているにもかかわらず、大した武器も用意しないでサメを倒そうとするブロディ家の皆さん（確かに、強力な武器で一発で仕留めたら映画的には盛り上がりませんけども）。父マーティンをマネしたりしていたあの優しい次男ショーン。サメに子供の頃に襲われた恐怖から海を嫌って「海のないコロラド州」に住んでいたはずのショーンが島の町「アミティ」で警官になっていたとは。出演者が個性的。マイケル役のランス・ゲストはヒゲがカッコいい。マリオ・ヴァン・ピーブルズは陽気なキャラ。マイケルの娘テア役のジュディス・バーシは実にカワイイ。マイケル・ケインは家族を亡くして沈んでいるエレンをトークで楽しませるナイスなキャラ。マイケルの妻カーラ役のカレン・ヤングはステキな美人さん。サメが注目されがちなシリーズですが、家族がテーマのドラマでもあります。人間関係、巨大ザメ、戦い、美しいビーチに注目の名作です。
（YouTube）
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