「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『サボテン・ブラザース』(1986年:スティーヴ・マーティン、チェビー・チェイス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」三人組の役者がメキシコで「ならず者」と対決するコメディ映画。マーティン、チェイスマーティン・ショートの大ボケぶりに注目です。

1.ストーリー
本物のガンマンと間違えられて用心棒として雇われた映画俳優が「ならず者」集団と本当に戦うハメに。

2.キャスト
スティーヴ・マーティン(映画俳優)
チェビー・チェイス(映画俳優)
マーティン・ショート(映画俳優)
パトリス・マルティネス(村の女)
アルフォンソ・アラウ(ならず者)

3.注目のシーン
①主役
1916年。映画「アミーゴ」で有名な西部劇役者ラッキー(スティーヴ・マーティン)、ダスティ(チェビー・チェイス)、ネッド(マーティン・ショート)。ところが最新作が大コケ。社長を怒らせ、撮影所から追放される。

②危機
メキシコ・サントポコ村。とても小さい村で、悪党エルワポ(アルフォンソ・アラウ)率いる「ならず者」集団にいつも略奪されている。村の女カルメンロドリゴ少年がエルワポ軍団と戦ってくれる用心棒を酒場で探す。

③誤解
映画に出ているラッキーらを観て「本物のガンマン」だと思ったカルメン。「アミーゴ三人組」に電報を打ち、助けを求める。「映画の撮影」だと誤解してサントポコ村にやってきた三人組。早速、盗賊を追い払い、お祭り騒ぎに。しかし、エルワポが50人の手下を連れて村に乗り込んで・・・。

4.感想
どこかで観たようなストーリーだと思ったら、『荒野の七人』。貧しい村のSOS。「アミーゴ三人組」が村に到着。最初はうまくいったが・・・。大ボケ三人組がメキシコで大活躍する映画。「メキシコの村を荒らす悪党を倒すために用心棒を雇う」という西部劇にありがちなパターンを大ボケたちがやったらどうなるの? といった感じで名作『荒野の七人』をドジシーン満載でパロディ。どんくさ三人組がいちいちトチって笑わせる内容。見所は、三人組が撮影所から追い出されるシーン(下着姿)、酒場でドイツ人をコケにした連中の末路、撃たれるまで「撮影ではない」ことに気付かない三人組、村人の白い目、三人組の歌に集まる動物たち、砂漠と水、「透明の剣士」、エルワポが銃の試し撃ちをするシーン、砦でも大ドジな三人組(地下牢から脱出しようとするラッキーに注目)、村を襲撃するエルワポを「秘策」で迎え撃つラストの戦い。ストーリーに挿入される「笑いのシーン」をどこまで楽しめるか? 評論家たちの評価はかなり低めですが、こういうタイプの笑いが好きな人には好評な作品です。

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