「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『花嫁のパパ』(1991年:スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」まだまだ幼いと思っていた娘が突然結婚することになり、パパが焦りまくるコメディ映画。パパの慌てっぷりに注目です。

1.ストーリー
留学から帰ってきた娘がいきなり結婚することになり、パパは大ショック。

2.キャスト
スティーヴ・マーティン(パパ)
ダイアン・キートン(ママ)
キンバリー・ウィリアムズ(娘)
キーラン・カルキン(息子)
ジョージ・ニューバーン(娘の婚約者)
マーティン・ショート(結婚コーディネーター)

3.注目のシーン
①一家
バンクス一家の結婚騒動を描いた名作。靴工場を経営するジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)が「6ヶ月前の出来事」を語るという形で話が進行。留学中の娘アニー(キンバリー・ウィリアムズ)がローマから帰国。フリーの情報コンサルタント、ブライアンという青年と結婚すると言い出すアニーにジョージは大ショック。「娘が結婚!? そんなこと絶対に許せるかい」といった感じのジョージだが、妻ニーナ(ダイアン・キートン)は興奮して大賛成。息子マッティ(キーラン・カルキン)は冷静に家族を見守る。

②婚約相手
バンクス家にあいさつにやってきたブライアン(ジョージ・ニューバーン)。なかなかの好青年。しかし、娘を取られたくないジョージはなんとかして「ブライアンの欠点」を見つけだそうと(無駄な)努力をする。

③ハプニング
今度はブライアンの両親にあいさつすることになったジョージとニーナ。ブライアンの実家は豪邸。ヨーロッパに住む親戚も多く、どうやら「華麗なる一族」らしい。そんな状況でジョージがドジをやらかす。

④業者
決して貧乏ではないがカネがかかる派手な結婚式は控えたいジョージ。珍妙な結婚コーディネーター、フランク(マーティン・ショート)&ハワード(B・D・ウォン)に披露宴の仕切りを依頼するが、何かと高額。そして、アニーが突然、婚約解消を涙ながらに訴える。一体何が?

4.感想
娘を嫁に出す嬉しさと寂しさを描いた映画。披露宴にかかる費用が気になって仕方がないパパをユーモラスに表現。「アメリカの常識」はよく知りませんが、アメリカでは式の費用は花嫁側が出すのが習慣なのでしょうか? ブライアンの実家は富豪。でも、この映画では「披露宴にかかる費用は花嫁側が出す」ということで話が進みます。結婚の準備にアレコレ忙しいバンクス家。アニーが突然、婚約解消を決意。何が原因? それには「ジョージのやらかし」が背景に。若いカップルの結婚の行方は? 名シーンが多い傑作。結婚式を挙げるのは大変なんでしょうね。費用を気にするジョージと費用をかけようとするニーナの対比も面白い。見所は、ブライアンを憎たらしそうに見るジョージ(「娘に手を出しやがって」みたいな表情)、犬に追われるジョージ&預金通帳、フランクの独特のしゃべり方(~ざます、サーフード料理、ほか)、なんとか安く式を挙げようとするジョージをニーナとアニーが白い目で見るシーン、マユ毛の濃い歌手(ユージン・レビィ)、背中が裂けるタキシード、スーパーでのトラブル&留置所、婚約解消騒動とその理由、結婚前夜で眠れないジョージとアニー(名シーン)、教会のシーン。「結婚あるある」を描いた内容。「娘を取られる寂しさ」と「式にかかる多額の費用」でヘトヘトになってしまうパパ。オススメ作品です。

ダイアン・キートン:『ゴッドファーザー』『アニー・ホール』で有名な大女優。
キーラン・カルキンマコーレー・カルキンの弟。アクション作『ボディ・ターゲット』(1993年)でジャン=クロード・ヴァン・ダムと共演。

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