「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ピンクパンサー』(2006年:スティーヴ・マーティン、ビヨンセ・ノウルズ)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」おフランスのドジ警部が消えた「ピンクパンサー」と殺人事件の犯人を追うコメディ映画。あの名シリーズのリメイク。連続ドジに注目です。

1.ストーリー
フランスのドジ警部がサッカー場の大観衆の中に消えた「ピンクパンサー」を追う。

2.キャスト
スティーヴ・マーティン(警部)
ジャン・レノ(警官)
ビヨンセ・ノウルズ(世界的歌手)
ジェイソン・ステイサム(サッカー・コーチ)
ケヴィン・クライン(主任警視)

3.注目のシーン
①事件
大観衆のサッカー場。伝説のダイヤ「ピンクパンサー」を持つフランスサッカーチームのコーチのグリュアム(ジェイソン・ステイサム)。突然ぶっ倒れる。首に毒矢が刺さっており、即死。「ピンクパンサー」もどこかへ消えてしまった。

②警察
捜査担当のドレフュス主任警視(ケヴィン・クライン)。「うるさいマスコミを引きつける作戦」にクルーゾー(スティーヴ・マーティン)を抜擢。どんくさいクルーゾーは田舎のポンコツ警官だが、この作戦のため「警部」に昇格。「クルーゾーの監視役」としてドレフュスから任命された刑事ポントン(ジャン・レノ)は「警官一族」出身。クルーゾーの秘書ニコル(エミリー・モーティマー)はなかなかカワイイ。

③ドジ
ひたすらドジるクルーゾー。車を運転すれば他の車にぶつけ、人のモノを触っては壊すなど、実に「いらんことしい」。そんなマヌケすぎる男が最後はなぜか「優秀な刑事」に変身し、事件を解決する。

4.感想
あのピーター・セラーズの有名作のリメイク(奇襲キャラ「ケイトー」は出てきません)。サッカー場で事件。さらに事件。被害者と関わりがあった人物を(ドジりながら)尋問したり、尾行したりするクルーゾー&ポントン。犯人は? 「ピンクパンサー」を隠し持っているのは誰? いちいち余計なことをするクルーゾーがどんくさいドジを踏みまくるパターンで笑いを取ろうとする珍作。わざとらしいベタなギャグ多し。ストーリーよりもギャグを楽しむ内容。肩の力を抜いて観るのがオススメ。キャスティングが豪華。あのジャン・レノが超マヌケな格好でダンス(珍シーン)。グリュアムの恋人ザニア役でビヨンセ(歌うシーンあり)。見所は、イチイチどんくさいクルーゾー(不用意に開けた車のドアに自転車が衝突、ほか)、あのテーマ曲&アニメーション、転がる地球儀と自転車軍団、ルーペでデカい目(ケント・デリカットのギャグ?)、カジノ強盗事件とエージェント「006」、英語のレッスン(「ハンバーガー」を巧く発音できない珍シーン)、ニューヨークでのクルーゾー(ヘンな歩き方)、高級ホテルをぶっ壊し、空港でのトラブル(マヌケすぎる)、DVD収録の未公開シーン(貴重品を壊すシーン、飛行機の座席に案内されるシーン)、撮影風景(ビヨンセなど登場人物のインタビュー)。「わざとらしいシーン」が多い映画ですが、そういうのがお好きな方にオススメのコメディです。

ロジャー・リース『刑事ジョー ママにお手上げ』『スコーピオン・キング』。
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