「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ポリス・ア・コメディ 笑って許して』(1986年:ダグ・アナー、マイク・マクドナルド)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」おかしな連中がパトロール警官になってしまうコメディ映画。警察署長が妙な陰謀。「大ドジ系ギャグ」&「美女」に注目です。

1.ストーリー
ある町に新しいハイウェイが建設されることになり、知事が町を訪問することに。市長になる野心を持つ警察署長は現市長を失脚させるため、知事訪問を台無しにしようと企む。知事を警護するため新たに作られることになった「新人パトロール部隊」。その隊員募集の面接で警察署長はワザとポンコツな連中を合格にして入隊させる。

2.キャスト
ダグ・アナー(四人組)
ジョン・カナダ・テレル(四人組)
ティーヴン・オズモンド(四人組)
アラン・デヴォー(四人組)
マイク・マクドナルド(警察署長)
トニー・トラビス(巡査部長)

3.注目のシーン
①主役
ポリスアカデミー』っぽい雰囲気の映画。ドジな連中がパトロール警官に転職する姿が「笑い」。入隊するポンコツな新人の筆頭は、スティーブ(スティーヴン・オズモンド)、マイク(ダグ・アナー)、ウィンストン(ジョン・カナダ・テレル)、ハウイ(アラン・デヴォー)のマヌケな四人組。他にも、クリント(イーストウッド気取りの男。拳銃使いで『ポリスアカデミー』の「タックルベリー」のようなキャラ)、酔っぱらいの中年、ガムをいつも噛んでる女、市長の娘、など。

②悪役
どんくさいマグルーダ署長(マイク・マクドナルド)とストーンウォール巡査部長(トニー・トラビス)。どう考えても市長になる器ではないマグルーダ。現市長を失脚させて自分が新市長になる計画。アレコレ(余計なことを)考えて新人隊員たちにドジを踏まそうとする。

③キャラ
ドジな警官たちが中心の映画ですが、市長さんも個性的。悪い人ではないけれど荒っぽい運転をして町中からブーイングを浴びたり、娘は自由奔放すぎる子だったり、窮地に追い込まれたり。知事が登場するシーンにも注目したいところ。

④笑い
「大ドジ」&「お色気」の映画。訓練をこっそり抜け出してパトカーで遊ぶ新人隊員、バイクの乗り方を新人隊員に教える巡査部長、白人専用のバーでエディ・マーフィー『48時間』のマネをして叩きのめされる黒人のウィンストン。とってもキレイなアメリカ美人がステキな姿を見せてくれるシーンも実に楽しい(?)。

4.感想
『ポリス・ア・コメディ 笑って許して』というタイトル。「笑って許して」? 「(どんくさい人たちがいろいろやらかしたり、お色気シーンもいっぱいあったりするけど)笑って許して」という意味かな? 個人的に大好きな映画。映画はやっぱり楽しくなきゃ、ということを再認識させてくれた作品。登場人物が全員どこか抜けていて妙に明るい(特に女性たちがかわいらしくて楽しい)。新人隊員がドジなのはよくあること。この映画では警察署長も(隊員の指導係である)巡査部長もドジ。こんな残念な人たちに知事の警護なんて務まるの? ドジとお色気で楽しませる映画。いかにも80年代といった作風(いろんな意味で)。四人組、美女といったキャラに特に注目。ギャグがいっぱい。ツッコミどころもいっぱい。こんなに面白いのにDVD化されていない(されてますか?)。私はVHSで鑑賞しました。見つけたら即入手することをオススメします。

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