「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ブランクマン・フォーエヴァー』(1994年:デイモン・ウェイアンズ、ロビン・ギブンス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」発明好きの男が「ブランクマン」に変身して犯罪者と戦うコメディ映画。「バットマン」のパロディ。笑いの演出でいっぱいの作品です。

1.ストーリー
子供の頃「バットマン」に憧れた青年が「ブランクマン」に変身し、町の悪党たちと戦う。

2.キャスト
デイモン・ウェイアンズ(弟)
デヴィッド・アラン・グリア(兄)
ロビン・ギブンス(報道レポーター)

3.注目のシーン
①主役
ダリル(デイモン・ウェイアンズ)とケビン(デヴィッド・アラン・グリア)の兄弟。子供の頃は『バットマン』に夢中だった二人。弟ダリルは機械いじりが好きな「オタク」っぽい大人に。兄のケビンは下劣なネタを扱うテレビカメラマンに。大好きなバァちゃんがギャングの犯罪による被害に遭い、ダリルは「正義の味方」になることを決意する。

②悪役
ギャングのミネリとその手下。市長候補のハリスを脅し、町を自分の自由にしようとする。ハリスの選挙事務所で働くダリル&ケビンのバァちゃんを襲ったことで二人から強く憎まれる。

③キャラ
ダリルが正義の味方「ブランクマン」に変身。彼に興味を持った報道レポーターのキンバリー(ロビン・ギブンス)が取材を申し込む。キンバリーに片思いしているケビンは彼女が弟「ブランクマン」に夢中なのに少しウンザリ。

④笑い
ギャグを盛り込んだ映画。『バットマン』の「バットマン&ロビン」をベースにダリルとケビンが町の犯罪と戦うシーンが面白い。ガラクタを集めて趣味の発明で武器を作るダリル。「ブランク・ステーション(基地)」「ブランク・モービル(線路を走るマシン)」といったスゴイのからアホくさい武器まで。「ブランクマン」の武器&活躍、ドジ&珍演出に注目。

4.感想
「笑い」がいっぱいの傑作。デイモン・ウェイアンズが「バットマン」ではなく「ブランクマン」に変身して悪党たちと戦う映画。町にはギャングやチンピラがいっぱい。バァちゃんを犯罪で失って意気消沈するダリルがついに「ヒーロー」に変身。趣味の発明で作った武器で「町のワル」と戦おうとする。最初は珍妙な変装姿を周囲からバカにされるダリル。兄貴のケビンもシラケ気味。ある日、ダリルが妊婦を助け、その感動から「放心状態(ブランク)」に。妊婦から「ブランクマン」と名付けられ、一躍町のヒーローに。そして最後は因縁の悪党ミネリ一味と対決。どんな戦いになるか? 「ブランクマン」の活躍が楽しい傑作。「ブランクマン」の妙なコスチューム、周りの反応(活躍次第でコロッと態度が変わる)、ブランクマンのマネをする「○○マン」が登場するシーン、意外に役に立つ「J-5」(ダリルが作ったロボット)、ケビンがウンザリしながらも弟に付き合うシーン(急所を思いっ切り握られたり、敵に撃たれたり、溺れそうになったり)が特に面白い。ヒロイン役のロビン・ギブンスはマイク・タイソンと結婚したことでも有名。かなりオススメの傑作コメディですが、日本版DVDは出ていないようです。私はVHSで鑑賞しました。VHSテープを見つけたら即入手、のオススメ映画です。
(注)デイモン・ウェイアンズは日本ではマイナーなんでしょうか? オススメ作を紹介したいのですが、DVD化されていなかったり、廃盤になっていたり。『ブランクマン・フォーエヴァー』『ゴールデン・ヒーロー 最後の聖戦』がDVD化されるのはいつになるのか?
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