「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『禁断の惑星』(1956年:レスリー・ニールセン、ウォルター・ピジョン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」惑星アルテアを調査する探検隊が透明な化け物に襲われるSF映画。優秀なロボット「ロビー」、怪物の正体、光線銃に注目です。

1.ストーリー
惑星アルテアを調査する隊員が「透明な怪物」に襲われる。

2.キャスト
レスリー・ニールセン(船長)
アン・フランシス(博士の娘)
ウォルター・ピジョン(博士)
ロビー(ロボット)

3.注目のシーン
①主役
「23世紀」が舞台。宇宙を自在に旅するようになった人類。科学が大いに発展(そのため登場人物たちはちょいちょい難しい言葉を使う)。惑星アルテアで行方不明事件発生。船長のアダムス(レスリー・ニールセン)が指揮を執り、宇宙船で調査に向かう。

②悪役
「透明な怪物」。アダムスの部下である船員を無惨な姿に。バリアーに引っかかった「透明な怪物」に光線銃を浴びせるアダムスら。しかし、いくら撃っても倒せない。一体この怪物は何なのか?

③キャラ
惑星アルテアで暮らすモービアス博士(ウォルター・ピジョン)と娘アルタ(アン・フランシス)。20年前にアルテアにやってきたモービアス。その時に一緒だった仲間は全員死んでしまったという。アルテアに上陸しようとするアダムスに対し、「着陸せずに引き返せ」と警告。任務遂行のため着陸したアダムスたち船員を高性能ロボット(ロビー)が出迎える。

④科学
「ロビー」が個性的。何でもできるロボット。食べ物や飲み物を与えるとその成分を分析して、欲しいだけその食べ物や飲み物を作ることができる。アルテアには「クレル人」が20万年前に絶滅した過去があり、彼らが残した高度な文明をモービアスは研究し続けている。

4.感想
裸の銃を持つ男』で有名なレスリー・ニールセンが若い頃に出演した作品。しかしながら、話が少し難しい映画(特に「事件の真相」の部分)。こういう「進んだ未来を描いたSF映画」では「ハイレベルな話」をする必要があるため、登場人物はワザと難しい言葉を使って観客を煙に巻く。この映画のポイントは20万年前に絶滅したアルテアの「クレル人」が残した「高度な文明」。クレル人の研究に没頭するモービアス。その研究の結果は? アルテアで行方不明になった人たちに何があったのか? 見所が多い映画。クレル人の高度な文明(クレル人の全歴史が記録された装置、IQを増幅することができる危険な装置、巨大な構造物)、「ロビー」というキャラ(その造形&能力)、モービアスの娘アルタ(アン・フランシス。髪型やファッションに注目)、アダムスらが光線銃で「透明な怪物」と戦うシーン、結末&全ての真相。巨大なセットや道具(カッコいい光線銃など)、若いレスリー・ニールセン(「裸の光線銃を持つ男」?)に注目の名作。2000年の『レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅』(コメディ作)も楽しいオススメ映画です。
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