「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『ダイヤモンドの犬たち』(1975年:ピーター・フォンダ、テリー・サバラス)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」ダイヤモンド会社の警備員が傭兵たちと組んで会社の金庫にあるダイヤの原石を盗み出そうとするアクション映画。豪華キャストに注目です。

1.ストーリー
ダイヤモンド会社の警備員が同じく会社のダイヤを狙う傭兵たちと行動を共にする。

2.キャスト
ピーター・フォンダ(警備員)
テリー・サバラス(警備室長)    
ヒュー・オブライアン(傭兵)
クリストファー・リー(傭兵)
O・J・シンプソン(傭兵)
モード・アダムス(管理長の娘)

3.注目のシーン
①主役
ダイヤモンド会社「シンジケイテッド・ダイヤモンド・コーポレーション」の警備員マイク・ブラッドリー(ピーター・フォンダ)。上司のネルソンから「会社内部にいる裏切り者をあぶり出すため、会社のダイヤを盗め」と命じられる。指示通りにしたブラッドリーだが、意外な展開に・・・。

②キャラ
キャスティングが豪華な映画。会社を守る警備室長ウェッブ役でテリー・サバラス、会社設備の管理長の娘でありブラッドリーの恋人でもあるクレア役でモード・アダムス。会社のダイヤを奪おうとする傭兵役でヒュー・オブライアン(『ブルース・リー 死亡遊戯』)、クリストファー・リー(『吸血鬼ドラキュラ』)、O・J・シンプソン(『裸の銃を持つ男』)ほか。モード・アダムスとクリストファー・リーは『007 黄金銃を持つ男』(1974年)で共演している。

③アクション
ブラッドリー&傭兵がダイヤを奪おうと会社の施設に侵入するシーンが見せ場。侵入、戦闘(銃撃戦)、金庫室での出来事、逃走&ウェッブの追跡(カーアクション)に特に注目。

4.感想
『ダイヤモンドの犬たち』というよくわからないタイトル(原題は「The Diamond Mercanries」)。「ダイヤに取り憑かれた命知らずの連中」という意味でしょうか? 謎のダイヤモンド会社「シンジケイテッド・ダイヤモンド・コーポレーション」。砂漠の真ん中に建物と関連施設がある。ダイヤの原石を勝手に持ち出すことを防ぐため、会社に出入りする者は厳重にボディチェックされる(上手く盗んで逃げたとしても世界中で追われることになる、とのこと)。会社の敷地に無断で侵入した者は容赦なく射殺する、という物騒なルールも。会社を守ろうとするウェッブは容赦ない男。ブラッドリー&傭兵は警戒厳重な会社からダイヤを奪ってウェッブから逃走することができるのか? ストーリーは単純。注目は名優たちが演じるキャラ(特にテリー・サバラスの貫禄と威圧感が凄い)。この映画には二種類のエンディングがあります(DVDに収録)。また、DVDには テレビ朝日日曜洋画劇場』で放送されたときの吹き替え音声が収録されています(テリー・サバラス大平透ピーター・フォンダ山田康雄)。ダイヤをめぐる「侵入、戦闘、追跡」が見せ場のスリリングな映画です。

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