「鉄板映画:人気スター映画のブログ」

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鉄板映画:『L.A.大捜査線/狼たちの街』(1985年:ウィリアム・L・ピーターセン)

「鉄板映画:人気スター映画のブログ」シークレット・サービスの二人組が偽札作りの男(ウィレム・デフォー)を追うアクション映画。カーチェイス、ストーリー展開に注目です。

1.ストーリー
相棒を失った連邦捜査官が新しい相棒と共に偽札作りの男を逮捕しようとする。

2.キャスト
ウィリアム・L・ピーターセン(連邦捜査官)
ルース・レーニエ(連邦捜査官)    
ダーラン・フリューゲル(情報提供者)
ウィレム・デフォー(犯罪者)    

3.注目のシーン
①主役
二人の連邦捜査官が偽札男を追うアクション映画。いわゆる「バディムービー」ですが、活躍するのは主にピーターセン演じる「チャンス」。退職間近の相棒を偽札男マスターズに殺されたため、あらゆる手段を使ってマスターズを捕らえようとする。そんなチャンスに戸惑いながら一緒に捜査する相棒ブコビッチ(ジョン・パンコウ)。どんな結末になるか?

②悪役
デフォー演じる「マスターズ」という男。凄腕の偽札作り。元々、美術の才能がある男で、米ドル札を細かいところまで精巧に偽造。用心棒に守られ、女好きでもある。チャンスの相棒を殺したことでチャンスに追われる。

③キャラ
チャンスに捜査情報を提供する「ワケありの女」役のダーラン・フリューゲル。なかなかの美人さん。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『シカゴ・コネクション/夢みて走れ』、シルヴェスター・スタローン『ロックアップ』でもおなじみ。この作品では美しい姿も披露。他に、マスターズの弁護士、チャンスの仕事ぶりに否定的な上司、怪しい中国人、など。

④アクション
連邦捜査官の仕事は大統領警護、偽札捜査。オープニングでテロリストを追い詰め、空港で偽札の運び屋を追跡、銃撃戦&カーチェイス、そして最後はマスターズを逮捕しようとするチャンス。執念深い仕事ぶり。

4.感想
「ハミ出し捜査官」の活躍を描いた映画。しかしながら、結構ツッコミどころが。「偽札作り」という重大な犯罪を追うチャンス&ブコビッチ。上司は捜査にあまり乗り気ではないため、チャンスが一人でアレコレ考えて苦労することに。アクション映画ではよくあるパターンですが、重大事件をなぜ単独で捜査させるのだろう? シークレット・サービス全体で取り組めばいいのに。そのため主人公のチャンスは妙な情報提供者とプライベートでも関係を持ったり、強盗までやってしまう。いろいろツッコミどころがありますが、「マスターズ」というキャラ、カーチェイス、チャンスとマスターズの対決、美女に注目の映画です。

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